読書感想文14
- カテゴリ:小説/詩
- 2011/08/06 20:49:09
夏川草介 著/『神様のカルテ』を読みました。
医者不足の地方病院で過酷に働くちょっと風変わりな医者と
病院で働く同僚さんや患者さんと
そして、その医者が暮らしているアパートのこれまた風変わりな住民達のお話。
良い感じにホノボノです。
心がホッコリします。
ホッコリ通り越して涙がでます。
この著者はお医者さんらしく心温まる話の中にもちゃんと医療問題が入ってました。
大学病院と地域病院との格差。
終末医療。
圧倒的な医者不足。
話のメインになり過ぎるとちょっと暗い話になりそうですが、これらの問題が絶妙なブレンド具合で話に入ってきます。
最新の技術だけが最高の医療ではない。
地域医療の重要性がよく分かる作品です。
・心に残った文章
「病の人たちにとって、もっとも辛いのは孤独であることです。」
前回の作品と今回の作品はお勧めさせて頂きます。
ってか本屋大賞関連に外れなし!って感じですよ。
ほのぼのな作品を読んでホッコリと涙を流すと心も体もスッキリします。
…鼻水の洪水になりましたが(^^;)
なんか面白そうです☆
前回の感想文の本も興味ありつつ未読ですが、今回のも読んでみたいなぁと思いました~♪
翡翠さんもこの作品読まれたのですね。
本当、登場人物が皆さん魅力的です。
私も大好きです。
今は「神様のカルテ2」を読んでます(^^)
偶然、映画館のCMで流れて...映画を観る前に涙がでました。
また、登場人物が...私は大好きです^^