あの日から⑬~代弁者
- カテゴリ:ニュース
- 2011/08/09 06:42:18
このシリーズも13回目か~まだまだ書き足りないけど、
そろそろ方向性も転換しなきゃだな~。
今回は、一つの本を紹介したいと思います。
「福島で生きる!原発31km地点・100日の記録」
(洋泉社刊 山本一典)
ライターは田村市の中でも避難区域で生活されている
山本一典さんという方です。
縁あり、たびたびお会いすることがある方です。
本来、この方は都会を離れ田舎暮らしをされている人たちに
実践的なアドバイスをするルポを書く「田舎暮らしライター」
しかし、このような事態になり、急遽この本を出されました。
読んでみますと我々の100日が事細かく記されており、
ここから、なにが今回我々に足りなかったのかがよくわかります。
いかに最初の2週間の政治の無策ぶり、ここにいた人たちの
焦燥感、土地を愛する郷土愛などの気持ちが伝わって来ます。
二度とこのような事態を引き起こさないためにも、
御一読どうでしょうか…
山本さんの意思はこの本の売り上げは、被災地復興に寄付するそうなので御一読どうでしょうか。
この場所で生活するということの難しさと覚悟でしょうか。
ここでは、すべてのものが一度止まってしまったので
信頼が回復することが難しいでしょう。
私もそうですが何か今回の事で伝えなきゃという意思が
働いたそうです。
よければ感想をお聞かせください。
どうだったでしょうか?
感想が頂けたら幸いです。
彼はルポライターなので、小説のような表現などは無いですが、
実務的で問題に対しどのように向き合うかということを表現することに
専念したそうです。
私の感想では、もう少し「ここから目線」を外したところでの温度差が
表現できれば良かったかなと。
この本のキーコメントは、「温度差」。
人々がこの問題に対してどんなふうに向き合っているか、
そして周囲の人、県、日本人、世界とどれほどの温度差があるのか、
そこが感慨深いところがあります。
言いかえれば、ここに住んでいる人たちが、なにを守りたいのか。
それに対しての日本の対応はどうだったのか、
そんなところが見どころになります。
実際こちらにいらっしゃる方が書かれてるのなら本物ですね。
自分の考えを文字にする、文章にする作業はとても難しい作業ですね。
しかも、現在進行での状況変化の中で本という形にするのは大変ですよね。
参考にさせていただきます。
ここで リアルなお話を聞けて
もっと ニュースに乗らない裏側をしっかりみなきゃ!って思います
本も探して読んでみたいと思います^^
読んでみます。
届いたら読んでみます。