スゴイ女性猿橋勝子さん
- カテゴリ:日記
- 2011/08/12 17:35:15
児玉龍彦さんの動画を見ていてこんな女性科学者がいらっしゃることを初めて知りました。
猿橋賞というのは聞いたことありましたけど。
その猿橋賞の元になった方なのですね。
ビキニ水爆実験が行われていた時代、アメリカはその実験を安全だと主張していました。
当時日本で放射線測定にかかわった猿橋さんは放射能汚染値をアメリカの測定値の数十倍から数百倍と発表。
アメリカの学者の分析に誤りがあると指摘、太平洋の汚染がアメリカの発表の最大百倍で深刻であると世界に発表しました。
すると猿橋さんはアメリカの学者からデータを改ざんしていると攻撃されました。
そこで猿橋さんは
アメリカの権威フォルサム博士の研究所に乗り込み海水の中に含まれる放射能の分析についてフォルサム博士と競争をすることになりました。
汚くて狭い小屋を与えられ自分で大量の海水を運び、手製の分析器を使っての測定でした。
そして、彼女はフォルサム博士の測定値の誤差が100分の一なのに対して、1000分の一の正確さで測定しました。
そして自分の測定値の正確さを証明してみせました。
そこで博士は彼女を認め、尊敬するようになったそうです。
そしてアメリカも態度を改め、翌年から大気圏の核実験を停止することになったそうです。
世界中に汚染が広がりつつあった放射能汚染をくい止めたのは
実は日本人の一女性科学者だったのですね。
知りませんでした。
この話は長いですがこちらの動画に紹介されています。
http://www.ustream.tv/recorded/16442790
科学者は一人で研究をできるわけではないので、
人間的にも優れていないといい研究はできないとおっしゃっていたそうですが、
正しいことをしていても、それを認めさせるだけのまわりへの柔軟性も必要なのでしょうね。
国会の答弁で放射能汚染について渾身の錨で糾弾されていた児玉龍彦さんが
じつは普段はとても語り口の穏やかな本当にまわりに気を遣われる方だと知って
2度びっくりしましたが、優れた科学者とはそうゆうものなのかもしれませんね^^
たやすい道ではありませんが、一番大切なことだと思います。
カッコいいですよね^^
わたしも全然しりませんでした^^;
知りませんでした^^カッコいいです☆
やはりあの時代、女性であることでいろいろ大変な面もあったようですが、
まわりでフォローしてくれる方々にも恵まれたようですね。
それにしても彼女の存在がなかったらどうなっていたかと考えるとぞっとします。
また、アメリカの懐の深さもすごいですよね^^
間違いとわかったら潔くみとめ、善処する、
今の日本でもやっていただきたいことです^^;
こんな方がいらっしゃったなんてびっくりです。
しかもあの時代に女性で、すごいですね^^
本当に正しいことでも、強者に対して、相手の誤りと、自分の正しさを主張することは、
大変な勇気と覚悟が必要だったでしょうね。
国という大物相手に、自分を信じ、正しいことを貫くのは大変なことですよね。
日本は、放射能との関係が深いようですね。
尊敬します。