体内被曝0,2μsv=100msvの被曝 その1
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- 2011/08/13 00:27:42
そのデータは、恐るべきものだった。 「1歳児(1~3歳未満)→108mSvの被曝」 なんと、たった0・2μSvの内部被曝をしただけで、乳幼児は100mSv超に相当する、大量被曝をしたことになるという。 「このデータは3月25日には報告されていたものですが、何度も強く要請することで、最近になってようやく政府機関が出してきた。
同じ年頃のお子さんを持っているお母さん同士が、それぞれ調べた情報を持ちよって、ネット上で情報交換するようになり、実際に生身の人間同士として触れ合いが始まっていくことは、とても素晴らしいと思います。
ここのところ、そういったメールをチラホラ頂戴するようになりました。
利害関係のない人間関係はいいです。
川内議員が入手した文科省のレポートは「国の犯罪的行為」を証明している
さて、民主党の川内博史議員が文部科学省に作らせたという資料についてです。
「体の中の0.2マイクロシーベルト/時の内部被曝は100ミリシーベルトの被曝と同じである」(記事の真ん中)という文部科学省のレポートですが、どうにも気になって、どうやったら、そんな計算になるのかいろいろ調べていたのですが、分ってきました。
【「捨てられた日本国民」 政府は本当のことは教えない。 国民がパニックになるから、だって】 より抜粋。
「5歳児(3~8歳未満)→64mSvの被曝」
「成人(18歳以上)→16mSvの被曝」
1~3歳児にとっ て、甲状腺への内部被曝は外部被曝の数万倍以上の影響があると考えなければならない。
とんでもない数字ですよ」
(民主党衆院科学技術特別委員長・川内博史 氏)
108mSv→108000μSv÷02μSv=540000倍(外部被爆相当)
1~3歳未満では0.2μSvを内部被爆すると、540000倍、外部被爆したと同じ影響になる、ということです。
これは、実効線量(吸収線量×放射線荷重係数×組織荷重係数)を計算したものと思われます。
これに年齢係数を掛け算すると、540000倍になる、ということなのでしょう。
卒倒する数字です。
川内議員によると、このデータは3月25日に文部科学省から川内議員に提出されたものだとあります。
つまり、それ以前に文部科学省は内部被爆の実効線量については十分知っていたのです。
にも関わらず、原子力安全委員会は、わずか数十分、それもたった一回の会議で「福島の大人は20ミリシーベルト、子供はその半分の10ミリシーベルトまで被爆させること」を決めてしまったのです。
丼(どんぶり)勘定です
そして、なんと、そのときの正式な議事録も無いのです。
その後、原子力安全委員会の言質をとって、文部科学省は成人・子供の別なく「違法な数字・20ミリシーベルト」を正式な手続きを経ることなく適用し、以後、何のタガもはめられることなく、「20ミリシーベルト」だけが野放図に一人歩きしたのです。
原子力安全委員会のメンバーは、自分たちが利用されたのに、何ら抗議することなく沈黙を守ったのです。
政府は国民の生命と財産を守る責任がある、という法律に違反しているどころか、文部科学省を始めとする政府の連中は間違いなく犯罪を犯しています。
いつも何食わぬ顔をしていながら、高木文部科学大臣は原発推進派ですから、選挙を支えてくれる人たち(原発推進派の団体)を慮って、強引に20ミリシーベルトを押し付けたのです。
まったく、この人間は犯罪者そのものです。
その証拠が、3月25日に提出された内部被爆に関するレポートなのです。
このレボートが出ているのに、20ミリシーベルトを撤回しようとか、改善しようとか、まったく考えなかった愚劣な男。
細野豪志が、「あのときはパニックを恐れた」と記者会見で言いました。
細野がSPEEDIの公表を止めたのかは分りません。
しかし、官邸が目の前の人命より、パニックが起きないことを優先した方策を採ったことが明らかとなり、これこそ重過失などではなく、未必の故意によるれっきとした犯罪なのです。
この証言も、官邸が国民の生命よりパニックが起きないことを優先したという証拠になります。