Nicotto Town



ミケが逝く。

人に慣れない子でした。

4年ほどでしょうか。
餌をあげ、寝床を用意してあげているのに
抱くことはできませんでした。

それでも、どうにか頭は撫でさせてくれます。
呼べば応えてくれるようになりました。

とってもとっても臆病でした。
用心深い子だったのに。

早朝、資源ゴミを出しに表に出ると
電柱の傍で横たわっていました。

道路の真ん中に血の跡がありました。
車に轢かれたのでしょう。
轢いた人が脇に除けたのでしょう。

わたしのところが
彼女なりに一番安心であったのでしょう。
戻ってくるところだったのでしょうね。

頭を強く打った感じだったので
即死であったのでしょう。
そんなに苦しまなかったと思います。

初めて、喉を撫でてやりました。
コロコロと太った毛艶の綺麗な子でした。

とても残念です。

黒とミケが、二匹並んで眠る姿を見ると
ちょっと幸せな気分になったものです。

ミケ、安らかにおやすみね。

黒は戻ってきません。
戻ってくるかな。。


ちょっと他にバタバタしております。
しばらく巡回は無理かもしれません。
どうぞ、飛ばして下さいね。





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