嫌いな君は、いつもとなりに。
- カテゴリ:小説/詩
- 2011/08/20 11:37:28
「どうでもいいか」と吐き捨てて
自分の気持ちに蓋をする
「どうでもいいよ」と投げ捨てて
誤魔化す言葉が宙を舞う
哀しいことばかりの君の人生
ヤなことまみれの僕の生き様
どっちがいいかなんて知らないけれど、
どっちが駄目かなんて比べないけど、
きっとおんなじようなもの
僕の気持ちは同属嫌悪
僕は君を好きにはならない
君の気持ちは同族愛護
自分勝手な自己満足
「きらいきらいきらい、だいきらい」
「すきすきだいすき、あいしてる」
噛み合わない会話
合わさない視線
凍りつく空気
気にしない二人
壁際の縫いぐるみが虚しく笑う
僕は君のことが大嫌いで
でも君は僕を守りたくて
それでも僕は君に守られたくはなくて
そして君は僕のことが好きで
そんなことはどうでもよくて
大嫌いな君
だけどなぜか居心地のよい、君の隣
君の事は大嫌いなのに
君の隣は嫌いじゃないというこの矛盾思考
そんなことだって
「どうでもいい」の一言で思考停止の現実逃避
つけっぱなしのラジオから流れてくる
耳障りなノイズ交じりの音楽が部屋を包み
君と僕の沈黙を和らげる
嫌よ嫌よもなんとやら
どこかで聴いたフレーズが、頭の中を駆け巡る
そのことだって時間が過ぎて
「おやすみなさい」の合図で就寝
まどろむ夢の中でもきっと、嫌いな君が隣にいるんだ
高校生になって、周りの環境がずいぶんと変化して・・・、
自分ではあまり気づかないけれど無意識に変わっているのかもしれません。
良い方向に変わっているのなら嬉しいんですが・・・w
冒頭の言葉たち、とても好きです。すごく短い言葉なのに、心に残りますよね。
⇒*碧兎 詩羽* 様。
こっちこそ、いつもコメントありがとうございます。
「きらいだから、いなくなっちゃえ。」口ではそんなこと言っていても、本当のことは本人しか知らない。
目を逸らさないと、自分が保てないと考えているのかもしれない。
君を好きになってしまう僕は僕なんかじゃない。・・・少し、意味不明ですが。
⇒求)おねぎ出)P 様。
コメント、ありがとうございます。
小説を書くのが上手いかどうかはわかりませんが誉めてくださって、とても嬉しいです。
参加するかは別として、気が向いたらお邪魔しようと思います。
小説を書くのがお上手とお見受けいたします。
もしお時間に余裕があるようでしたら
http://www.nicotto.jp/blog/detail?user_id=879607&aid=31291250
にご参加していただいたらとても嬉しいです!
お願いします。
分からない、分かりたくない、と思いながら…
この切ない気持ちすごくわかる。
矛盾が逆に安心出来たりするときもあるし。
嫌いだって言うのに、傍に居るから。
本当に居なくなったときに喪失感を感じるんだよね。
なんだか最近の作品は、ちょっと変わった気がします、
君と僕、だけじゃなくなったとゆうか、…
「クビシメロマンチスト」ですねっ←
冒頭のあの言葉わたしも頭から離れなくて、たまに使いますw
歌詞みたいで、耳馴染みがいいですー
またきます♪