ミャンマー、スー・チーさん政府会合出席
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- 2011/08/20 19:58:11
【バンコク時事】ミャンマーの民主化運動指導者アウン・サン・スー・チーさんは20日、テイン・セイン大統領との初会談について「お会いできてうれしい。勇気づけられた」と語った。AFP通信が報じた。スー・チーさんは同日、首都ネピドーで開かれた経済関連の会合に出席した。
スー・チーさんは同会合に参加するよう政府から要請されてネピドーを訪問。19日午後、3月の新政府発足後初めて、テイン・セイン大統領と会い、約1時間にわたって会談した。
20日付の国営紙は、スー・チーさんと大統領の写真付きで会談についての記事を掲載。「国益のため、意見の違いを超えて協力していく努力をした」と報じた。
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2011082000254
テテン・セイン大統領はミャンマー軍事政権後初めての大統領です。
欲がない大統領と言われ、利権や汚職のスキャンダルが無い反面、典型的なYESマンだと
言われてしまっているようです。
アウンサン・スーチーさんは、ビルマの独立運動の旗揚げをし、その目前で暗殺されたアウンサン将軍
の娘で、母親もインド大使として派遣されていたことのある、ミャンマーの民主化運動の象徴的存在
の女性です。
スーチーさんは軍事政権に反対し汚職の根絶を唱えたものの、自信は軟禁され、
政治活動は制限されていました。