ガザ地区からロケット弾発射、イスラエル軍は空爆
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- 2011/08/22 20:57:51
【8月22日 AFP】4日前から暴力の応酬の続くパレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)周辺で21日、ガザ地区から20発を超えるロケット弾がイスラエル南部に打ち込まれる一方、イスラエル空軍はパレスチナ自治区の標的に空爆を行った。
イスラエル人8人が死亡した18日の砂漠地帯ネゲブ(Negev)の連続攻撃を機に、ガザ地区の武装勢力による犯行だとして、イスラエルとガザ地区の武装勢力の間で空爆とロケット弾攻撃の応酬が続いていた。20日にはロケット弾がイスラエル南部のベエルシェバ(Beersheva)に着弾し、イスラエル人男性1人が死亡、18人が負傷していた。
パレスチナ治安筋によると、20日夜はイスラエル軍の空爆はなかったが、21日には計4回の空爆があった。救急隊広報によると、ガザ市(Gaza City)で12歳の少年が重傷を負い、北部のベイトラヒヤ(Beit Lahiya)では8人が負傷した。
ネゲブでは、イスラエルが武装グループを追跡攻撃した際、エジプトの警察官5人が巻き込まれて死亡したことから、エジプトとイスラエルの関係も緊張が走っている。(c)AFP
http://www.afpbb.com/article/war-unrest/2821553/7662871