中国漁業監視船尖閣周辺領海に初の侵入
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- 2011/08/24 20:12:21
中国船尖閣周辺領海侵入 枝野官房長官、中国側に強く抗議したことを明らかに
枝野官房長官は記者会見で、沖縄県の尖閣諸島近海で24日朝、中国の漁業監視船2隻が一時、日本の領海に侵入したことについて、中国側に強く抗議したことを明らかにした。
枝野官房長官は「尖閣諸島は、歴史的にも国際法上も日本固有の領土であることは疑いないとのわが国の基本的立場を述べたうえで、強く抗議し、再発防止を求めたところであります」と述べた。
枝野長官は、外務省の佐々江事務次官が、中国の程永華駐日大使を外務省に呼んで強く抗議したことを明らかにしたうえで、「日中間の大局をふまえたうえで、中国側には適切な対応を求めたい」と述べた。
中国の漁業監視船が日本の領海に侵入するのは初めてで、政府は首相官邸の危機管理センターに情報連絡室を設置した。
枝野長官は「これまでと異なり、今回は領海内に侵入してきたということで、厳しく監視している」と述べた。
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00206086.html
領海線航行後、接続水域出る=中国漁業監視船2隻-沖縄・尖閣沖
沖縄県・尖閣諸島の魚釣島と久場島周辺の領海に一時侵入した中国の漁業監視船2隻は24日午後も、2島の領海線に沿うように接続水域(領海周辺の約22~44キロ)内の航行を続けた後、午後5時ごろまでにいずれも接続水域を出た。
第11管区海上保安本部(那覇市)によると、午後3時半現在、2隻のうち「漁政201」は久場島北北西約24キロを東北東向けに、もう1隻の「漁政31001」は同島北西約28キロを北東向けに航行した。
「漁政31001」は、尖閣諸島周辺の海域で初めて確認された。電光掲示板を装備しており、「正当な公務」と主張する文言を掲示。2隻のうちどちらかは不明だが「魚釣島その他周辺諸島は中国固有の領土」といった内容を無線で発信し続けているという。
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2011082400781