Fフォーク オーバーホール
- カテゴリ:日記
- 2011/08/30 00:52:47
先日注文したパーツも揃ったので以前からオイル漏れを起こしていた
FZR250Rのフロントフォークをオーバーホールした。
午前中から作業を開始。
アンダーカウルを外し、メンテナンススタンドでリヤをリフトアップ。
続いてフロントを上げるのに車用の油圧ジャッキを使って楽々アップ。
フロントのタイヤを外すと・・・
重たっ!
Wディスクが重量アップの原因か???
ステムのボルトを緩めてフォークを抜き取って分解開始。
・・・。
ダストカバーが張り付いて、なかなか取れないそ@@;
インナーチューブに傷を付けないようにドライバーで抉りまくってようやく外れた@@;
オイルシールのロックリングを外し、TOPのキャップを外すした瞬間!
くっさ~!><;
フォークオイルが変質して何とも表現し難い匂いがw
案の定、漏れを起こしていた側のオイルは汚れて真っ黒&ドロドロ@@;
漏れて無かったほうも匂いは同じだったけど、一応色は「赤」を保っていた。
オイルシールを抜く為に、インナーからスプリングを抜き取り、片方の
フォークのオイルを継ぎ足して満タンにし、TOPキャップを締め、ガレージの階段の下のスペースを利用して、フォークの下から油圧ジャッキ(2個目)を使って圧縮~。
すると、いとも簡単にオイルシールが抜けた~。
もう片方も同じ方法で。
で、ここからが問題。
インナーピストンのロックピースのボルトを外すのに物凄く「力」が必要に。
ピースの回り止めのサービスツールは持っていたけど、ボルトにロック剤が塗られてる。
しかもHEXボルトは6mm・・・。おまけに奥まった穴の奥なので、普通のL型のHEXレンチじゃ長い方しか届かないので、持つ方が短くなってしまって、力を入れて回せない。
ロック剤・・・あ!!!!!!!!
先日マジェスティーのブレーキディスク交換の時、HEXをナメてしまって外せなくなり
HEXの頭にレンチを溶接して外した時、溶接の熱でロック剤が溶けたのを思い出した。
じゃ~ん! ガストーチの登場♪
不要なレンチをボルトに刺したままトーチで加熱。
おお~~!少し力が必要だったけど、加熱前に比べると雲泥の差。
てか、ロック剤塗られてないやん><;
加熱で固着が取れから良しとしようw
(2本目を外す時、トーチで炙ったレンチを素手で掴んでしまった><;)アウチ!!!
内部のパーツも全て新品に交換し、分解時の逆の手順でフォークを組み立て中・・・。
ん?片方のロックピースがガタガタに削れてる@@;
って事はこのフォーク、過去に一度分解されてる?
それにしてもなぜここが削れるねんって思った。(普通じゃ削れない)
どうりでボルトにロック剤が塗られてなかった訳か・・・。
しかし雑な作業だな(前オーナーかショップ)
今回、ピースは注文してなかったので、削れは「見なかった事」にして・・・。(笑
オイルシールを打ち込むのに専用工具なんて高いので塩ビパイプで代用しようとも考えたけど、家にあったパイプは・・・50mm><;一回りデカ過ぎた!!!
買いに行くのも面倒なので、古いシールを上に乗せてマイナスドライバーで打ち込んだ。
(均一に打ち込めないのでお勧めしません><;)
オイルを規定量入れて油面を計ると・・・5mm油面が上がってる@@;
やっぱ100均の計量カップの精度じゃ仕方ないか^^;
左右で油面が合ってるので良しとしておこうw(油面はカナリ重要)
5mmアップで少しは硬くなるかな????
てか、インパクトレンチは今後の為にも絶対欲しい~~~~~!
倒立は更に面倒くさいですからね^^;
つくづくFZRは正立で良かった~と思ってますw
うちのは2台とも倒立なのでやる気すら起きないよ!
FZRの標準油面はフォークのTOP側の先端から測って112mmのところに油面があればOKなんです。
でも100均の軽量カップでキッチリ390ccを計って入れたのに、油面が5mm上昇しちゃって^^;
メスシリンダーで計れば390ccで油面が112mmになるハズだったんですよ。
今日も仕事の合間にホームセンターの工具売り場でインパクトレンチを観察してきましたw
ACの安物で7000円・・・DCならその半値、充電式は・・・1桁価格がアップしちゃいます;;
大丈夫なんですか? インパクトレンチ良いですよね~ バッテリータイプが欲しいですね~ コードがあるとちょっとした時に不便を感じます~ 基本は手動式工具が大好きなんですが いざって時には文明の利器を使う方が効率が良いですね~