Nicotto Town


なんでもないこと


僕たちの戦争

ちょっと前にドラマ化されていたことを知り、PSNでダウンロードしてみました。

同名の小説を読んで思っていた場面がほぼそのまま映像化されていたので抵抗なく観れました。

簡単にストーリーを説明すると、現代の若者と昭和19年の戦時中の若者がふとした瞬間に入れ替わってしまい、それぞれの違った世界に投げ出されてしまいます。
この二人は見た目がそっくりなので、お互いの生活に自然に組み込まれてしまうのですがそれぞれの時代背景に驚愕します。

現代に送られた吾一は若者の姿や、都会の汚い部分をみて、こんな未来を作るために日本を守っていることを嘆きます。そして日本が戦争に負けてしまったこと、家族が死んでしまったこと、自分自身も沖縄で戦死していたことを知ることになります。

過去に送られた健太は霞ヶ浦航空隊に連行され、戦闘機の訓練を強いられますが、こんなことをしても敗戦することを知っているのでとにかく自分の身を守ろうとします。しかし、そんな健太に特攻隊(人間魚雷)への命令が下ります。
しかし、そんな簡単に戦争の火は消えません、健太のいる潜水艦は敵の戦艦へ単体で挑みます、どう考えても火力が違いすぎて手に負えるわけがありません、そこで健太の恋人のおじいちゃんが人間魚雷への搭乗を志願します。そんなことをすれば愛する恋人が生まれてこなくなると考えた健太は無理やり身代わりになります。元の時代に戻れるかすらわからないのに恋人の事を思ってわが身を犠牲にする健太。本当はこのまま逃げてしまいたかったが恋人への思いから・・・

まあそんな感じでクライマックスを迎えるわけです。
面白いお話でしたけど考えさせられるシーンもいくつかありました。





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