ロシア機、日本列島を周回
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- 2011/09/09 18:02:47
防衛省は8日、ロシアの爆撃機2機が同日、日本列島を周回するように飛行し、航空自衛隊が戦闘機などを緊急発進(スクランブル)させたと発表した。領空侵犯はなかったが、ロシア機が列島を周回飛行するのが明らかになったのは初めて。
同省統合幕僚監部によると、2機はTU95爆撃機。朝鮮半島の東方から編隊で飛来し、沖縄本島付近まで進んだ後、太平洋を北上。樺太付近から再び南下し、日本列島を一周する飛行経路をたどった。
その後、2機は日本海上空を北上し、ロシアへ向かったという。オホーツク海上空では、別の2機による空中給油も確認された。
http://www.jiji.com/jc/zc?key=%a5%ed%a5%b7%a5%a2&k=201109/2011090801007
Tu-95爆撃機は旧ソビエトが1950年代に作った、最高速度925km、
航続距離15000kmのプロペラ式の爆撃機です。
同時期に作られたアメリカの爆撃機、B-52が速度が時速約1000km、航続距離
16000kmよりは劣るものの、ジェットでなくプロペラの2重反転で補っているという
かなり高性能なプロペラ式の爆撃機です。
その後爆撃機としての役割よりも偵察機として活躍し、日本に領空侵犯して来る回数が
最も多い機体となっているようです。