片付けなきゃ、と言いつつどうにも落ち着かないままなのは、ひとつには物理的限界のせい。

いや、もうスペース限界だから。

未読本と読了本が積み上がって、ときに雪崩をおこしている。

その隙間にいくつか物品が紛れ込んでいるとおぼしいが、全部ひっくり返すとなると、少々勇気が要る。

埃はらって周辺掃除機かけても、感心しない状況なのは間違いない。

なんだけど、実は火災警報機取り付け工事作業での立ち入りがあったとき、実はザッとは片付けた。

で、あまり迷わず手放していいと思える本は抜き出してまとめ、段ボール箱に詰め積み上げたのだが、残りが減ったように見えない。

迷うよりはスピードを旨としたし、なにせ元が多い。

挙げ句、休みの日にカートにダン箱のせて新古本書店に引っ張って行って筋肉痛になった。数回繰り返して……まだ持ってった倍ほど残ってるけど正直嫌になった（車も免許もないもんで）。

が、大してお金にならなくても、本は捨てられないし。ネット等で出張買い取りでも頼むしかないだろうか?

でもって、続けようにも本を詰めるダン箱が尽きたので、書籍整理はストップしている。

丈夫で大きすぎず・小さすぎず、ミカン箱あたりが丁度いいけど、スーパーあたりでわけてもらえるだろうか?

こうなってくると、自分は管理能力に長けた人間ではないので、どこに何があるかいい加減わからなくなってくる。

この間、人と話した話題に関するノンフィクションを見直そうとしたら、思っていた場所に入っていなかった。正直、ちょっとショックだった。

古典はこの辺、理系っぽい本はこのあたり、エンターテインメントはジャンル毎に大きくかためて……と、大体把握しているつもりだったし、「ありゃ、違った」となったときでも「じゃあ、こっちか」とすぐ判った。

片付け上手じゃない分、仕方なく気をつけて整理・把握してたのだが。

なので、さすがに潮時かな、と思う。

広い住居に転居するのでなければ、思い切って整理するしかない。

広いところに引っ越すのは無理なので（むしろできるなら住居費減らしたいw）、することはひとつだ。

……でもなぁ。

苦手なんだ、取捨選択。

本を再読するかどうか、好き嫌い以外で考えたとしても、たぶんエライ数の本が残る。

物としての本も好きだけど、もう、自炊も視野に入れるしかないんだろうか……