米、60年代フィリピンに核配備
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- 2011/09/16 20:16:23
フィリピンの米軍基地に1960年代、核兵器が配備されていたことを示す文書が見つかったと、地元の英字紙インクワイヤラーが15日報じた。フィリピンの左翼系市民組織が、機密指定が解除された米国務省の文書を米国の民間研究機関から入手したという。
文書は68年10月、米上院議員から核兵器の海外での配備状況について尋ねられ、対応を検討したもので、「長年にわたり、フィリピン政府への事前通告無しに核兵器が貯蔵されている事実が暴露されれば、両国関係が重大な危機に陥りかねない」とする内容があったという。
フィリピンでは反基地運動の結果、核兵器があったとみられるルソン島のクラーク、スービック両米軍基地が91年にフィリピンに返還されている。
http://www.asahi.com/international/update/0916/TKY201109160158.html