行ってきました。ハンハン♪（勝手に観光協会か＞＜）ブリスベン。

オーストラリア第三の都市ブリスベン。
クイーンズランド州の州都、シドニーより上で、ケアンズより下。
観光都市というより、まぁ、普通の都市です。

１９８８年に万博があったそうです。その名残の観覧車と公園がある
ブリスベン川を望むちょい古目のホテルに滞在しておりました。

（観覧車は独り１５オーストラリアドル、１３５０円くらいか。高い！
と思ったら、１～２週じゃなくて少なくとも８周はした。半分でいいから
値を下げて欲しいと思うのは私だけ？）

万博当時に作られたんだろうなぁ。絨毯とかも古びてました。
玄関口は広いのに、バスルームが狭い、などの微妙にバランスの悪いお部屋＾＾；

街は碁盤の目で川を起点とすれば、あまり迷うことがありません。
ご存知、イギリスの植民地、流刑地として有名ですよね。
とりもなおさず、故国への愛着か、はたまた女王への忠誠か
通りの名は、女王や王さんです。アンストリートとかビクトリアストリート
エドワードストリートなどなど。

辛口なのは、先住民であるアボリジニの悲惨な扱いがあるので、ついねｗ
２００８年、労働党が政権時、当時のラッド首相が公式に謝罪したそうです。
オーストラリアは二代政党制、反して保守右派は抗議して退席したそうな。。
いずこも同じ的な風景ではありますな。。

それはさておき、街を歩くと、昼は暑くなし、寒くなしの良い気候でした。
清潔感のある建造物、公共トイレもやたら多く、綺麗です。

一番感じたのは、アジア人が多いってことでした。
中でも中国人が多かったですね。
もちろん日本人、韓国人、ちょっと分かりにくいけれどベトナム人も多いそうです。

華僑の勢力というものは、世界的に無視できない存在に
なりつつあるのかもしれないなぁ、
そんなことを漠然と思ったりしました。

もちろん中華街もあります。他の地域に比べると
ちょっとばかり雰囲気が暗いというか、場末的な感じは否めない気がしました。
刺青コーナーもあったなぁ。
とにかく居ている人がどんよりしてる。。先入観か。。？

白人社会によくある、有色人種への差別意識、米国の内陸部に行くと
全身に纏わりついてくるほど感じられるんですが
これが全くない。
皆さん、等しく笑顔で親切でした。

政策的に共存共栄、アジアと共に歩もうと決めたことにあるようです。
移民政策に積極的で、米国事情をしっかり見定めつつ
英語を母国語とすることを必須に推し進めてきました。

黒人はかなり少ないのは意図的のようで、コントロールしているようです。
とにかくアジア人が多いのです。

物価は高いですね。消費税は１０％で内税、そのせいかもしれません。
とにかく基礎的な部分、食費、日用品が下手したら日本の倍から三倍かも。
レストランでランチも軽く１５００円は超えてきて、下手したら３千円程度
支払うことになりかねません。
たいした物を食べてないのにね。

衣服は案外安い。けれど、素材がペラペラでちょいダサイ。。
亜熱帯だからそんなにいらないんだろうなぁ。。
家賃はそうでもないようです。
この辺でバランスをとっているのかもしれません。

高級品、ブランドショップはあるけれど、高級食材店やデリは結構探したんですが
見つかりませんでした。ごく普通のスーパーはたくさんありました。

感じられるのは食においての平等感。
ほとんど有機農業らしいので、特別に分ける必要はないのかな。
全体的に総中流的な生活。。

競争して勝ち抜くより、生活を楽しみましょう
それが優先されているのかも。

お店の営業時間は１０時～５時が平均。下手したら４時閉店。
観光をすれば買い物ができない状態です。
木、金、土曜日は若干伸びます。
レストランやバーは遅くまでやっています。

要するに夕方になれば、川べりを散歩か、レストランバーに行くか
などの過ごすしかなく、選択肢が限られてくるってことでしょうか。

地元の皆さんはワイン好き、一品頼んで、グラスを傾けて
長時間お話するのが夜の過ごし方のようです。

オージービーフは赤味で、わりと美味しかったですよ。
ラムもそうでした。チキンもササミ的で油身はなかったかな。
総じてたんぱくなお味です。

お料理全体可もなく不可もなく。
これがブリスベンの感想と同じかな。

住みやすい街ではあるでしょうね。
ただ、文化的な魅力が乏しいので、退屈な面もあるかなぁ。。
大味というところですなｗ

わたし的にはタイなどのアジアの方が好きかな。。