忘却には忘却を
- カテゴリ:日記
- 2011/09/18 18:38:45
以前、ぼくが読んだマンガにこういう話しがあった。
マンガのタイトルは、ぼくは営利目的でブログ書いてるわけじゃないから
伏せる必要はない気もするけど、まぁとりあえずは書かないね。
分かる人には分かると思うけど♪
少女マンガで主人公は『美奈子』というんだけど
訳ありで『デイモス』という悪魔から求愛されていろ、という設定。
その中の、ある話し。
美奈子が飲食店で、ある男性と一緒にいる。
彼の名前は『A君』(忘れたから)
A君は、実は以前売れっ子の超有名アーティストだった。
だけど事故に会い記憶喪失になって引退を余儀なくされ
今は、一市民として細々と生きている。
そして今、美奈子とお茶?食事?をしてるんだけど
TVかなにかでお祭りの様子が映しだされると
A君が「オレの故郷も、そろそろ祭りの季節だな」と、ポロリと漏らす。
「A君、記憶が戻りかけてるのね」と嬉しそうに言う美奈子の前で
A君は、なぜか暗い顔をする。
「まさか、A君。本当はもう記憶は戻っていたの?」
その言葉に店を飛び出していくA君。
追いかけようとした美奈子に他の客の声が耳に入る。
「あれ?今のあのA君じゃないの?」
「え~?誰それ?」
「前に人気のあったアーティストよ」
「知らないよ、忘れたよ」
その言葉に愕然とする美奈子。
場面は変わって、デイモスとおばあさんが話しをしている。
このおばあさんの孫娘は実はA君の恋人だった。
A君がデビューを目指すため上京する時にも
さみしいのを抑えて送り出してあげていた。
そして、A君がメジャーになった時、A君を祝福するために上京して
A君の姿を見つけ声をかけたけど、A君は彼女だと気づかず
ファンの一人として扱ってしまった。
ショックを受けた彼女は、事故なのか自殺なのか忘れたけど
その直後に亡くなってしまう。
その孫娘の無念を何らかで知ったおばあさんが
デイモスに頼んで「忘れ去られる悲しみを思い知るがいい」と
A君が事故に会うようにして記憶を無くさせアーティストを辞めさせ
かつて熱烈だったファンも忘れた頃にA君の記憶を戻させていたという事。
でも話しは、ここで終わらない。
おばあさんとデイモスの最後の会話。
「これで安心して冥土に行けます。その時は私の魂をたのみましたよ」
「その時、私が覚えていたらな」
「いっぺん、死んでみる?」も少し古い気が・・・(^^;)
うんうん、最後はぼくの「おぉ~」と驚いちゃったけど。
ブログのタイトルは、このストーリーの元々のタイトルなんです(^^)
まともに読んだことは無いですが、これ、知ってます^^
この手のお話って、結構面白いですよね。
そして、天馬さんのブログのタイトルが
なかなかインパクトありましたよ~♫