Nicotto Town


『されたこと』より『してもらったこと』を大切に。


忘却には忘却を

以前、ぼくが読んだマンガにこういう話しがあった。

マンガのタイトルは、ぼくは営利目的でブログ書いてるわけじゃないから

伏せる必要はない気もするけど、まぁとりあえずは書かないね。

分かる人には分かると思うけど♪


少女マンガで主人公は『美奈子』というんだけど

訳ありで『デイモス』という悪魔から求愛されていろ、という設定。

その中の、ある話し。


美奈子が飲食店で、ある男性と一緒にいる。

彼の名前は『A君』(忘れたから)

A君は、実は以前売れっ子の超有名アーティストだった。

だけど事故に会い記憶喪失になって引退を余儀なくされ

今は、一市民として細々と生きている。

そして今、美奈子とお茶?食事?をしてるんだけど

TVかなにかでお祭りの様子が映しだされると

A君が「オレの故郷も、そろそろ祭りの季節だな」と、ポロリと漏らす。

「A君、記憶が戻りかけてるのね」と嬉しそうに言う美奈子の前で

A君は、なぜか暗い顔をする。

「まさか、A君。本当はもう記憶は戻っていたの?」

その言葉に店を飛び出していくA君。

追いかけようとした美奈子に他の客の声が耳に入る。

「あれ?今のあのA君じゃないの?」

「え~?誰それ?」

「前に人気のあったアーティストよ」

「知らないよ、忘れたよ」

その言葉に愕然とする美奈子。


場面は変わって、デイモスとおばあさんが話しをしている。

このおばあさんの孫娘は実はA君の恋人だった。

A君がデビューを目指すため上京する時にも

さみしいのを抑えて送り出してあげていた。

そして、A君がメジャーになった時、A君を祝福するために上京して

A君の姿を見つけ声をかけたけど、A君は彼女だと気づかず

ファンの一人として扱ってしまった。

ショックを受けた彼女は、事故なのか自殺なのか忘れたけど

その直後に亡くなってしまう。

その孫娘の無念を何らかで知ったおばあさんが

デイモスに頼んで「忘れ去られる悲しみを思い知るがいい」

A君が事故に会うようにして記憶を無くさせアーティストを辞めさせ

かつて熱烈だったファンも忘れた頃にA君の記憶を戻させていたという事。



でも話しは、ここで終わらない。

おばあさんとデイモスの最後の会話。


「これで安心して冥土に行けます。その時は私の魂をたのみましたよ」

「その時、私が覚えていたらな」

アバター
2011/09/18 19:22
さくら✱さん>
「いっぺん、死んでみる?」も少し古い気が・・・(^^;)

うんうん、最後はぼくの「おぉ~」と驚いちゃったけど。

ブログのタイトルは、このストーリーの元々のタイトルなんです(^^)
アバター
2011/09/18 19:13
今で言う、「いっぺん、死んでみる?」的な・・・^^;

まともに読んだことは無いですが、これ、知ってます^^
この手のお話って、結構面白いですよね。

そして、天馬さんのブログのタイトルが
なかなかインパクトありましたよ~♫




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