5月14日
- カテゴリ:その他
- 2009/05/14 11:37:08
○種痘記念日
1796年、イギリスの外科医ジェンナーが初めて種痘の接種に成功した。
種痘の登場以前は、天然痘は最も恐ろしい病気の一つだった。
発症すると、高熱に引き続いて、全身に化膿性の発疹ができるため、
運良く治った人もあばた面になった。
以前より、一度天然痘にかかった人は、
二度とこの病気にならないことが知られていた。
また、ジェンナーは、乳絞りの女性から牛痘にかかると
天然痘には罹からないことを聞いた。
そこで、牛痘にかかった乳絞りの女性
サラ・ネルムズの手の水疱からとった膿を、
近所に住んでいた8歳の男児フィップスの腕に接種した。
10日後に発症したがすぐに治癒し、
その後天然痘を接種しても感染しなかった。
この実験は、学会には認められなかったが、
ジェンナーは貧しい人たちに無料で種痘の接種を行い、
次第に認められるようになった。
天然痘による死亡者は劇的に減少し、
1979(昭和54)年10月末に世界保健機構(WHO)によって
根絶が確認された。
○温度計の日
水銀温度計を発明し、華氏温度目盛り(°F)に名前を残す
ドイツの物理学者ファーレンハイトの、1686年の誕生日。
華氏温度は、塩化アンモニウムを寒剤として得られる
当時人間が作り出せた最低温度を0度、人間の平均体温を96度とし、
その間を等分して得られる。
この温度目盛りによると、水が凍る温度は32度、
沸騰する温度は212度となる。
ファーレンハイトが1724年に発表し、
現在では主にアメリカ・カナダ・イギリスで用いられている。
中国では、ファーレンハイトに華倫海の字を当てたことから、
「華氏」と呼ばれるようになった。
○ゴールドデー
新年度、新学期など、ゴールデンルーキーとして入った新人たちに
期待とエールを込めて先輩からゴールドキウイフルーツを贈る日。
五月病に負けずに甘くてポリフェノールたっぷりのゴールドキウイで
元気になって欲しいと、この記念日を制定したのは
ゼスプリ インターナショナル(ジャパン)リミテッド。
○クッキーの日(日本)
残念ながら詳細不明orz
替わりにこんなページを紹介^^
http://www.home-tv.co.jp/entame/gimon/10305/index2.htm
▽イエローデー&ローズデー(大韓民国)
ブラックデーまでに恋人ができなかった人が、
この日に黄色い服を着てカレーライスを食べないと、
独身を逃れられないという日。
また、5月はバラが満開を迎える季節。
相手との関係を発展させるためには雰囲気の良いデートが必要、
ということでバラ祭りにかけてローズデーが作られました。
参照:日本記念日學會
そういえば、かつて「天然痘撲滅」ってクアンペーンをやってたような記憶が・・・
賢い方々は、大変なご苦労で行われていたのでしょうね。
立派な方が世界中には多くいらっしゃいますね。
とにかく頭が下がります・・・