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徒然なるままに書き綴る四方山話。


嚢中之錐

嚢中之錐(のうちゅうのきり)

意 味: 才能のある人は、大勢の中にいてもすぐに才能を発揮して
     目立つようになること。嚢中の錐。

解 説: 「嚢中」は袋の中。袋の中に錐きりを入れておくと、
     自然に袋を突き抜けて、とがった刃先が見えてくる。
     それと同じように、すぐれた人は自然と凡人の中から突き抜けて、
     その才能を現すということ。
     中国の戦国時代趙の平原君(へいげんくん)の食客毛遂(もうすい)
     の故事による。

出 典: 『史記(しき)』平原君伝(へいげんくんでん)
     「夫(それ)賢士(けんし)の世に処(おる)や、譬(たとえば)
     錐の嚢中に処(おる)がごとし。
     其(そ)の末(すえ)立ちどころに見(あらわ)る」

用 例: 入社したときから嚢中之錐と評価されていただけあって、
     彼はすぐに頭角を現し、めざましい活躍をしている。

類義語: 嚢中之頴(のうちゅうのえい)
       鶏群一鶴(けいぐんいっかく)

参照:四字熟語データバンク&Goo辞書

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