隊員「機長！！ウィルスが長崎辺りでとうとう繁殖し始めました！」










機長「もうか…思った以上の速度だ…よし…そろそろあの準備を始めろ！」











隊長「了解！監視員！ウィルスの容態はどうだ！！」











監視員「だ、だめです！容態が急変しました！！ウィルスがレベル2に突入を開始しました！！」










隊長「なんだと！？レベル2…感染率が一気に上がってしまう…！即座に対処をしろ！」









監視員「了解しました！」












隊長「機長！レベル2に達しました！」











機長「…まさか…!!これはまずい事になった…」









機長「あの時の様に英雄が現れてくれさえすれば…!!」













監視員「監視レベルを2に上げます！ただちに準備を！！」











隊長「了解！機長！！監視レベルを2へ上げてください！」











機長「ここ数年間…こんな事はなかったんだが…一体どういう事なのだ…」











機長「こんな病気が存在するとはな…」




















機長「あわあわあぶないよ症候群…!」


















～放課後～












安男「あぁー授業長かったーさて、と…どうしようかな」












？？？「待てよベイベ！(ﾌﾟﾘﾌﾟﾘ)」










安男「やあ！村上君！」










――彼の名は村上つよし

「ベイベ！」が口癖なファンキーで面白い人だ！




しかしお尻が大きすぎて常にﾌﾟﾘﾌﾟﾘと音がなっているんだ。


好きな食べ物は酢の物らしい。

最近汗疹が発症したらしく、掻き過ぎて大量出血したそうだ。











村上「安男君！一緒に帰ろうぜベイベ！(ﾌﾟﾘﾌﾟﾘ)」








安男「良いよ！近道していく？」






村上「いいぜベイベ！(ﾌﾟﾘﾌﾟﾘ)」






安男「ここからが近道だよ！！(ﾃｸﾃｸ)」






村上「おぉ！結構狭い道だねベイベ！(ﾌﾟﾘﾃｸﾌﾟﾘﾃｸ)」








安男「よっと…おいでよ村上くーん！」





村上「よいしょっとベイベ！(ﾌﾟﾘﾌﾟﾘ)」








村上「あっ(ﾌﾟﾘﾌﾟﾘ)」








安男「大丈夫ー！？」









村上「お、お尻が挟まったぜベイベ！(ﾌﾟﾘﾌﾟﾘ)」












村上「でも通れるぜベイベ！(ﾌﾟﾘﾌﾟﾘ)」








安男「わかったー！！後から来てねー！」








村上「よいしょっと…やっと出口だぜベイベ！…(ﾌﾟﾘﾌﾟﾘ)」











村上「あっ出られないぜベイベ！！(ﾌﾟﾘﾌﾟﾘ)」








村上「うあぁ！(ﾌﾟﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘ)」







安男「大丈夫！？」










村上「お尻がきゅうくつで…暴走し始めたぜベイベ！(ﾌﾟﾘﾘﾘﾘﾘﾌﾟﾘ)」









村上「うわわ！(ﾌﾟｯﾌﾟｯﾌﾟﾘﾘｰﾝ!)ﾎﾞｺﾎﾞｺ」









安男「村上君のお尻がボコボコと変形してきた！」










村上「ああああああああ(ﾊﾟｧｧｧｧｧﾝ)」









安男「破裂したーーーーーーー！」








村上「ｺﾞﾎﾞｺﾞﾎﾞｺﾞﾎﾞｺﾞﾎﾞｺﾞﾎﾞ」










安男「泡吐いたー！！」










村上「ｼﾞｭﾜﾜﾜﾜ…」









安男「村上君が溶けたあああああああああ！！！」











村上「…」











安男「村上くーーーーーーーーーーん！！！！」













――後から聞いた話なのだが、村上君はお尻に特別な液体を持っていて、お尻が圧迫されるとお尻の中が沸騰し、ボコボコ言いながら破裂してしてしまうらしい。



実は彼はアロハオエ星人で、絶命すると溶けて無くなる性質を持っていた。


ちなみに「こんにちは」はアロハオエ語で「オットセイちゃうやん！」
※ＮＳＫアロハオエ講座参照















安男「村上君…泡…吐いた…？」










安男「村上君の分まで生きよう…」












？？？「オーイ！安男クーン(ｶﾞﾀｶﾞﾀ)」














安男「あ！スペペペッコ先輩！！」









スペペペッコ先輩「イヤァ、ナンカ最近沢山人間ガ死ヌネー(ｶﾞﾀｶﾞﾀ)」









安男「なんか今日で沢山の人が死んでしまって…」












スペペペッコ先輩「モシカスルト…泡ヲ吐ク人ガ…イナカッタ？(ｶﾞﾀｶﾞﾀ)」











安男「はい…何人かは泡を吐いて死んでしまいました…」














スペペペッコ先輩「ヤハリカ…安男クン！一応手渡シテオクヨ…(ｶﾞﾀｶﾞﾀ)」











スペペペッコ先輩「ジャア…僕ハ調ベタイ事ガ…アルカラ…ジャアネ！」












安男「はい！また明日！」










安男「スペペペッコ先輩…」



















――スペペペッコ先輩は何かを知っている様だった…。



それがなんなのかは今の僕には分からない…。



でも先輩にこう言いたかったのは確かだ。











安男「先輩…朝寄って行ったところって……サウナだったんですね…」










先輩が渡してくれた物…それはサウナ店のレシートだった。











安男「ただいまー！！」













　





　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　つづく

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