F-15Jの燃料タンク落下
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- 2011/10/07 20:01:21
7日午前8時45分ごろ、訓練中の航空自衛隊F15戦闘機(石川県・小松基地所属)から、燃料タンク1本と模擬ミサイルの一部が同基地の北北東約4キロの地上に落下した。タンクの一部は石川県能美市の約10カ所で見つかり、けが人の情報はないが、空自が被害の有無の確認を急いでいる。
空自によると、タンクは機外に3本装備でき、落下したのは左主翼側のタンク。長さ6.6メートル、直径0.8メートル、重さ155キロで、燃料は入っていなかった。一部が見つかったのは能美市根上町と山口町。タンクは破損して散乱しているとみられ、空自が事故原因を調べている。
戦闘機は午前8時6分、日本海上空での戦闘訓練のため、4機編隊を組んで小松基地を離陸。訓練を終えて着陸する直前にタンクが落下したという。
自衛隊機の一部が落下した能美市山口町の下水道施設「石川県翠ケ丘浄化センター」の職員によると、午前8時40~45分ごろ、「ドーン」という衝撃音が2回聞こえ、施設東側の市道脇の敷地内で3~4メートル程度の金属破片が見つかった。
http://www.nikkei.com/news/headline/article/g=96958A9C93819695E2E5E2E29C8DE2E5E3E2E0E2E3E39191E2E2E2E2
F-15の燃料増加タンクは火薬で金具を吹き飛ばして落下させるタイプですが、
今回燃料タンクの金具についていた火薬は残ったまま落下したようです。
この事故によりF-15Jはスクランブルを除いて一時運行停止となっています。