無事、下山しました!! (アルコールの神さま編)
- カテゴリ:レジャー/旅行
- 2011/10/09 16:57:51
つづきです。
とはいえ土曜日の午後になると、
再びガスが垂れ込め、
テント場一帯を濃い霧が覆い、
お日さまが差さなくなれば…、
ううう…、寒い…、
ワインを飲んでも、
チーズを食べても、
コーヒーを飲んでも、
夕飯のカレー&サンマとオニオンのサラダ(柚胡椒風味)を食べても
寒いものは寒いのです。
ここは一つ、
山小屋で売っている焼酎やウィスキーに手を出すべきか?
いえいえ、
こんなところでお酒を買うだなんて、
暴利を貪っていると知りつつ、
アルコールをやめることができない
ただのアルコール中毒患者ではありませんか… ☆\(ーーメ) もうアル中の癖に。
ぐっとこらえて、
「さっさと寝てしまおう」と、
夜の7時に寝たのですが、
案の定、真夜中2時頃に眼が覚めて、
「ううう、トイレに行きたい、でも、寒いから寝袋から出たくない」
わざわざ下界から持ち込んだワインを
しこたま飲んで寝た以上、
これは当然の結果なんですが、
朝まで我慢できないものでしょうか…
できない (ーー;
仕方がない…
もそもそと寝袋から這い出して、
テントの外へと出てみれば…、
おおおおおお~!
満天の星ではないですか!
夕刻の濃い霧は
夜中のうちにすっかり晴れて、
180°すべての星が見えます!
北には、カシオペアも北斗七星も、おお、北極星まではっきりと!
南には、オリオン座や牡牛座など、冬の星座がかかっています。
きっとこれはアルコールの神さまが、
「安寿よ、トイレに起きて、この満点の星を見なさい」
と、お告げになったに違いありません。 ☆\(ーーメ) うそうそ
さて、日曜日の朝です。
夜中、ガンガンに冷えて、
夜明け前に起き出してみれば、
(テント泊の人は夜明けと共に歩き出す人が多いので、
今頃ですと、4時ぐらいに起き出して、
朝食を食べた後、荷物のパッキングを始めます。)
テントは結露ならぬ結氷状態!
(外気が冷たく、テント内部は相対的に暖かいので、
朝、起きてみると、テント内側の壁は、
人間が発する息などが結露して、
濡れていることが多いのです。
ですから、テントの中が濡れないように、
フライシートという、テントの上にもう一つ屋根を張る二重のシートをかけたり、
ゴアテックスという蒸気を外へ逃がす素材でテントを作ったりします。)
あまりに気温が低いので、
私のフライシートは結露が凍ってしまっていたのでした。
(後で山小屋で確認したら、
朝6時の段階で氷点下3度でした。)
テントをたたむ時、
当然フライシートもたたむのですが、
凍ったフライシートをバサバサ振っても、
ああ~、霜は落ちてくれない~。
あ…、
テント本体とフライシートをつなぐバックルが、
凍り付いて、はずれない…。
(どうしろと言うの、
私の人肌で温めろとでも言うの!)
なんとかバックルに着いた氷を溶かして事無きを得、
凍り付いたままのフライシートをたたんで、
ザックの中に押し込み、
山道をトコトコと下山してきたのですが…、
案の定、バスの中、電車の中で、
フライシートの霜が溶け出して、
私のザックは下半分がびしょびしょに。
「冷てーよ~」と
濡れたザックで背中濡らしながら、
ぶつくさと街中を家路に向かう安寿さんは…、
ついに来週、屋久島に行きます! ☆\(ーーメ) アソビホウケテイルナ
柚胡椒味のサンマ水煮缶は、
なんでも100円のコーナーに転がっています。
ですから、
>すごいグルメな!
なんて言われてしまうと、
私としては隠れる穴があったら入りたいです…。
>女性のトイレの我慢は、癖になるというかやめたほうが良いです。はい。
>いきすぎるとあっさり、膀胱炎になります(涙)。
ええ、ですから結局、なんだかんだ言っても行くのでした。
昔の家は屋外にトイレがありましたが、
(トイレと言うより、「かわや」とか「はばかり」とか言った方がピッタリするかも)、
冬の寒い夜にトイレに行くことは、
さぞや煩わしいことであったろうと…。
自己中心的な現代人である安寿は、
昔の人を勝手に憐れんでいたのですが、
でも、昔の人はトイレに行くたび、
夜空を見上げることができたんだなあ、
と感心した次第。
私の目は乱視なので、
裸眼だと一つ一つの星がぶれて見えてしまうのですが、
それでも、「これはすごい」とわかる夜空でした。
屋久島行きの荷物もなんとか揃いました。
あとは、現地の焼酎『三岳』を手に入れるだけです。 ☆\(ーーメ)
女性のトイレの我慢は、癖になるというかやめたほうが良いです。はい。
いきすぎるとあっさり、膀胱炎になります(涙)。
満天の星空とは、アルコールの神様も粋なことをしますね!
プラネタリウムもかくやという眺めなのかな・・・素敵です。
屋久島も、がっつり楽しんでください^^