Nicotto Town



空は飛んでみたいけど

ナショナルジオグラフィック
 2011年9月号


すでに10月号は出ているが、これは前月、9月号の感想。

特集は「鳥になりたい!」
道具なしでも、人間は走ることも泳ぐことも、木に登ることもできる。
チーターやサルや魚と比べると、はるかにヘタクソではあるが・・・。

だが、唯一道具の助けなしではできない事は「飛ぶ」こと。
そのためだろうか、空を飛ぶ事に関しては、特別な憧れを持っている
(と思う)

この記事は、そのための道具を改良してきた人々の歴史。
ただし、「飛行機」といったものでなく、体一つに近い状態で飛ぶ
キケンな道具を使う人々の記事。
「空を飛べるから」と言われて、この手の道具を渡されても、
絶対に使いたくない。

他に気になった記事は次の2つ。

「みなしごゾウ 野生に変える日まで」
人間に親を殺されたゾウの子供を野生に帰す施設の話。

この施設の職員達のゾウに対するやさしさ以上に、ゾウの賢さに驚いた。
親がいなくても、年長のゾウは年下のゾウの遊び相手になったり、
仲間の死を悼むような行動もとる、という。
脳の形自体も人間とゾウはよく似ているらしい。

ゾウと会話ができたなら、ゾウ達は人間に何と言うだろうか。

「南極点に初めて立った男」
今から100年前、ノルウェーの探検家、アムンセンとイギリスの探検家、
スコットが南極点到達一番乗りを争った。

先に南極点に到達したのはアムンセン。スコットはわずか1ヶ月遅れで、
南極点に到達。だが、スコットは帰還中、ブリザードに巻き込まれ
死亡してしまう。
そのため、南極点付近の観測基地は「アムンセン・スコット基地」と
名付けられる。

何年か前、アムンセンとスコットの南極点到達までの手記を読んだことがあり、
その時の印象で、アムンセンの方は、南極点到達一番乗りの名誉”だけ”を狙い、
スコットは科学調査も兼ねていた、という印象を受け、今まで、どちらかというと
スコット贔屓だった。

が、記事によると、アムンセンは名誉欲だけの人ではなかったらしい。
言われてみれば、当然だが「刷り込み」というのは怖ろしい。
また、当時の写真も掲載されているので、アムンセンとスコットの本をもう一度、
読んでみたくなった。

アバター
2011/10/11 21:52
>キムタクさん
個人的には、「空高く」よりも家の屋根を越えるくらいの高さを飛べるくらいがいいです。
道行く人の反応とか見える方が面白いと思います。
が、それ以上にあまりに高い所はコワイので・・・
(↑飛ぶな)

>カトリーヌさん
名誉心と未知への好奇心以外にも、あと一歩の所だとしても、場合によっては
引き返す冷静さも必要なのでしょうね。

アバター
2011/10/11 12:45
探検隊というのは、
名誉心と未知への好奇心とが原動力になるのでしょうね。
どちらが強く働くか、
それはもう個人の世界観、人生観ですよね。

アバター
2011/10/11 05:17
羽があれば空を飛んでみたいですね。

どんな景色が見れるんでしょうか。



月別アーカイブ

2024

2023

2022

2021

2020

2019

2018

2017

2016

2015

2014

2013

2012

2011


Copyright © 2024 SMILE-LAB Co., Ltd. All Rights Reserved.