八ツ場ダム
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- 2011/10/12 01:36:35
●八ッ場ダム建設事業費の主な内訳
【ダム本体工事費】808億円
(建設費、貯水池保全工事など)
【用地費及び補償費】1236億円
(立ち退き住民の土地買い上げなど)
【補償工事費】1230億円
(代替地造成、周辺道路・鉄道整備など)
【測量設計費】722億円
(環境調査や地元説明費用など)
【(上記を足した)総事業費】4600億円
巨大ダムの工事費が最大と思われがちだが、その額は808億円。全体の20%未満に過ぎない。
最大の出費は、「用地費及び補償費」の1236億円。これは宅地や農地、立木などの買収費用と引っ越し費用などを合わせた金額で、代替地の造成事業などは含まれていない。水没する地域の住民は340世帯。これに道路の付け替えなどで立ち退きを迫られる住民を合わせると、補償対象となるのは470世帯。実に「1世帯あたり約3億円」の補償金が支払われる。
原発も似たようなかんじで
原発本体の工事費 800億円としたら
東電の負担するのはそれだけ
あとの3800億円は国からの支出による
原発交付金などの名目で 税金から支払われる
そして東電は コストは800億円だから
火力 水力よりコストは低いと言ってる。
ほんとのコストは 4600億円だったりして
それは本当の数字は調べたら出てくると思うけど
一時金じゃなくて
毎年継続して支払われる性質のお金もあるし
廃炉のコストも膨大な金額。
CO2を出さないというのがプラスの部分としても
コストは 税金から出てる部分は含まれていない。
一企業のコストを国民全体が負担しているというのは
なんかおかしいと誰も思わないのかな。
それに 一般企業とは コストの計算方法が違う
独占企業だからできる方法です。
たとえば今 天候不順で野菜が高い
お好み焼きの店では キャベツのコストが利益を圧迫する
だけど 電力会社は
設備費 燃料費 人件費 すべてのコストを足し算して
それに 28%上乗せしたものが売値。
法律で守られてる。
どんなにコストが膨らんでも 利益はいつも 28%確保されてる
だから人件費も取り放題ということなんだ。
国策企業で 独占企業 というものの正体は
自己中の塊
そうなんですよね 独占企業なのに 莫大なCM料金
その理由は 全部コストに入れて 合計額に28%の利益を上乗せできるというシステムが法律で保障されているということだった。
電力会社の利益を国が法律を作って 守るんだから 密接に結びついてるのがわかりますね。
フィクションのほうでは 「俺の空 刑事編」がテレビドラマ化されて 原子力保安院のトップ
政治家も官僚も 警察そのもののトップも
みんな捕まえちゃう。
結局 フィクションの中でだけ。
なのに、事故前まで莫大なCMをTV局にも払っていたってことは、メディアも牛耳っていたってことよね。それもこれも税金で成立している企業なのに。
フランスの原発事故は事故二日後に検察が入ったね。日本は近隣諸国の批判なんてできない低レベルかも。
それだけ中枢が利権に取り込まれていることの証なんでしょう。
腹立たしくて情けないです。