萩のお宿
- カテゴリ:日記
- 2011/10/23 22:09:15
一軒の古い民家があった。
一昨年の今ごろ、早朝散歩中に迷い込んだ路地の奥にひっそりと建っていた。
秋の花、紅白の萩にかこまれた静かなたたずまいのお宅だった。
低い木の堀に囲まれた、平屋のお宅だ。
そこに通じる細い路地は土の地面。
苔むした道が、なんとも風情があった、
大阪のど真ん中に、こんな場所があったなんて。
時に忘れられたような、不思議な空間だった。
しばらく散歩のコースに入れて、萩の花が散るまで楽しませていただいた。
今、その場所は更地になって、萩の花も、苔むした路地ももうない。
なんとも味気ない、ただの駐車場になっている。
萩のお宿に住んでいた方は亡くなったと、風の噂で聞いた。
・・・なんだか寂しいなあ。
コメントありがとうございます^^
ほんとうにひっそりとした、時がとまったようないい風情のお宅でした。
なんだか、写メでとるのもいけないような気がして、撮りませんでした。
だから脳内記憶で補完ですねえ。
せめて、庭の萩の花だけでも残ってたらよかったんですが。
また、足をお運びくださいね^^
なるほど、帰省のたびの目印の木。
それも実のなる柿の木か^^
甘い柿の実がなりましたか?
それとも^^;?
どちらにしても、干し柿は甘くなりそうやねえ。
お庭の改装で雰囲気は変わってrも、目印とお気に入りの場所になったのは良かった^^
さて、この場所はどうなるかなあ。
散歩コースには、土蔵とかべんがら格子のお宅とかもあったけどねえ。
代替わりしたら、みんな無くなってしもたよ^^;
しかたがないんやろうけどなあ。
古風な日本家屋が、今はやりのなんちゃって欧風ハウス@三階建てになるとか。
なんとも日本じゃ浮いた雰囲気やねんよなあ><
わびさびがどうとか…なんていえへんけど、周りの風景と調和させてほしい。
しばらくは駐車場らしいけど、それもなあ。
萩の花は目立たない地味な花やけど、満開のときはそれは見事。
秋の七草やもんね。
家人が亡くなって無人になると、すぐに更地になってます><
町屋風の古い平屋とかとくに。
もったいないですねえ。
読ませて頂いただけでも、とてもいい雰囲気の素敵なお宅だったのに・・・
(実際に見てみたかったです~><)
思い出の中に残ってるだけでも、きっとそこを通りかかるときは
あの萩のお宿が思い出されるのでしょうね^^
足跡辿ってお邪魔しました^^
初めまして、で 失礼しました^^
平屋の多い田舎では、角を曲がるとすぐにその木が見えてきて
会いに行く度に おじいちゃんの木だ♪ って嬉しくなったのを思い出しました。
この時期作る干し柿ももちろん楽しみでしたけど(* ´艸`)
でも、祖父が亡くなって間もなく、気づいたら切られていましたㆀ
叔父がガーデニングをやりたかったようで
柿の木のあった場所には、木造の小さな休憩スペースが。
柿がなくなったのは寂しかったけど、今はそのスペースがお気に入り。
ラトさんのお気に入りだった場所も
またいい思い出ができる場所になればいいですね。。。
古き良き時代って感じで風情があるのになぁ。
更地になっとると言う事は、いつの間にか、イマドキの家が建って、
路地も舗装されるんやろね。
萩といえば、先週末の秋祭りの時に、久し振りに姪の家まで行ったんやけど、
旦那の実家が隣にあって、庭先に白い萩の木が植えられてた。
盛りが過ぎてたから、花が少し残ってただけやけど、満開やったら綺麗やろうなぁ^^
風情が無くなっちゃったねw