いわゆる屋久島と私の屋久島
- カテゴリ:レジャー/旅行
- 2011/10/24 21:12:09
屋久島は今回が初めてでした。
しかし、
同じ民宿に宿泊した人の中には、
4回目という人も。
暇を見つけて通いつめ、
癒しを求めてお金をつぎ込む姿は、
ある種の宗教のようです。
いずれにせよ、
何かに惑溺することも、
お金をたくさん使うことも、
私の趣味ではないので、
スピリチュアル・リゾートとして屋久島とつきあう旅のスタイルは
私はしません。
ですが、
確かにこの島は、
何回も通い、
足を棒にして探し廻って、
突然、不意打ちのように出くわす
神秘の瞬間に満ちていることも間違いありません。
私は、
私だけのその瞬間を、
一人きりで味わうことができました。
それはそうです。
だって私は集団行動をしない人ですし、
その瞬間が少しでも多く訪れるように、
計画的に行動するからです。
出くわすように…、その時一人でいられるように…、
偶然は、入念な計画があって初めて訪れる。
メルヴィル『白鯨』のエイハブ船長に似た行動様式が、
いつの間にか私の行動パターンになりつつあるようです。
芋焼酎は嫌いではないのに、
屋久島の芋焼酎「三岳」も「屋久の島」も
なぜか美味しいとは思いませんでした、初めは…。 ☆\(ーーメ)
全国的にどこでも手に入る芋焼酎は、
例えば「さつま白波」とか「黒霧島」だと思うのですが、
それらと比べると、
屋久島の芋焼酎はとてもキツい感じがします。
ちょっと待ってね、再確認。 (グビっ)
うん、やっぱりキツいと思う。 ☆\(ーーメ) ナンダカンダイッテノムンジャナイ
最初飲んだ時、
芋焼酎独特の芋臭さを感じず、麦焼酎なのかなと思ったぐらいです。
でも、変です。
「三岳」は、評判の高い芋焼酎です。
こんなにキツい感じがするお酒なのに、
なんでこれだけ評判がいいのだろう。
飲みやすさから言えば、
「さつま白波」「黒霧島」の方が
遙かに飲みやすい。
だからまた、「さつま白波」[黒霧島」は、
全国的に飲まれているのだと思いますが。
そして、その答えは、
屋久島に到着した晩、
素泊まり民宿で自炊するために、
屋久島で生産されためんつゆを買って、
うどんを食べてみてわかりました。
このめんつゆ、
本州のめんつゆに比べると、明らかに甘~いのです。
そう、南国鹿児島の料理は、総体的に甘く、こってりしているのです。
どうも屋久島の芋焼酎は、
甘いものと一緒に飲むと美味しいのではないか。
例えば、こってりと甘辛く煮込んだ黒豚なんかと。
ならば、山行中のお酒の肴として買っておいた屋久島産のさば節を、
そのまま裂いて食べるのではなく、
このめんつゆで甘辛く煮付けてみて…。
そうそう、
登山のおやつに買っておいたボンタンアメも、
お酒のおつまみにして…。
うまい! おつまみも焼酎もうまい!!
結論。
お酒はその土地の料理と一緒に飲むべし。
なんとなれば、料理とお酒は、
お互いに相手を活かそうとする中で、
洗練され、高められていくものであるからにして。
あー、明日からの登山のために買っておいた食糧とおやつ、
食べちゃった… ☆\(ーーメ)
(いや、決して、安寿さん=お酒という発想ではなく…←ォィ)
屋久島を安寿さんにとって一番いい感じに
楽しまれたようで、鹿児島人として嬉しいです。
(自分は屋久島とは関係ないけれど^^;)