おまわりさん　という言葉は　親しみをこめた呼び名

子供のころは　正義の味方だと思ってた

だから刑事ドラマも好きだった

でも　大人になると　

幻想にすぎないということが　わかってしまった。

昔は　犯罪検挙率も高くて

日本の警察は優秀だと言われてた。

日本は　安全な国だと　言われてた。

だけど　犯罪検挙率は　どんどん下がり

30%を下回るようになると

信頼感がなくなってくるので

警察の幹部は考えた

殺人事件　強盗　それに軽犯罪も混ぜてしまえ

自転車に乗ってる人を職務質問する

盗難自転車を発見

つまり　立件　即　検挙解決　ということですね。

自転車盗難が大量発生するようになって考え出した方法です

凶悪犯罪が　100件発生して　30件解決で

30%の検挙解決です

そこに　自転車の職務質問で　100件の盗難自転車を発見

立件100 　検挙解決100

ふたつを合計すると　

立件　200
 
解決　130

検挙率65%ということになりました。

つまり　数字だけ上げるためですね

現在は　盗難自転車じゃなくて　ピストタイプの自転車

ブレーキがついていないということで取り締まりをしていますね

それに加えて　通行区分についてもやろうとしてる

自転車は車両なので　車道を通行しなくてはならない

という条文の厳格化です。

歩道通行可という区間だけしか　歩道を通行できないということ

「事故を減らすため」などと言ってる

そんなの屁理屈です。

車道に追いやられた自転車は　危険にさらされることになります

自転車専用道を作るとか　それなりの環境を整えてからなら

事故は減らせるでしょう。

自転車　対　歩行者

自転車　対　自動車

どっちが大きな被害になるのか　明白です。

頭のいいやつが　ろくでもない方向にばかり

その優秀な脳みそを使っている例のひとつですね

数年前にもありました

秋葉原で　オタク狩りが多発

制服警官がたくさんやってきました。

彼らは　秋葉原でなにをしたのか

オタクを職務質問したのです。

被害にあっているオタクたちが　自衛のために武器を持っている

そう考えたやつがいるんですね。

実際に　ナイフを持っている人がたくさん検挙されました

だけど　これは　軽犯罪取締法違反という微罪です。

刃渡りＯＯｃｍ以上の刃物を理由なく所持してはいけない

という条文です。

あの事件の前と後で　この数字が変わっています。

両刃のものは全て禁止という条文が加えられています。

桜田門の建物の中には　こういうことばかり考えている人

いるんですね

とにかく　数字だけ上げて　取り繕おうとしているんです。

殺人も強盗も軽犯罪も同じどんぶりの中に入れて混ぜてしまう

そうやって数字を上げる

それに騙される人はいるのかな。