2号機 核分裂
- カテゴリ:ニュース
- 2011/11/02 20:07:13
「 核分裂をしている可能性がある 」
東電の記者会見での発言。
なにをねぼけたことを言ってるんだぁーーーー
集まった記者も 唯々諾々と受け入れてる
あほの集団かっ
原子炉の営業運転を停止させるときには
制御棒を挿入して停止させます。
上の二行の文章で 停止させると言ってるのは
発電機としての営業運転を停止することです。
核分裂を停止させてはいません
停止させる道具の名前も
停止棒ではなく 制御棒です。
核分裂を制御する棒です
決して停止させる棒ではありません
停止させることはできないからです。
ひとつのウラン原子が 核分裂すると
中性子を二つ放出します
その中性子が 他のウラン原子にぶつかると
同じことがおきます
それが続いていくことを 連鎖反応といいます
ひとつの中性子がぶつかると 二個の中性子が飛び出すので
倍々ゲームのように見えるけど
素粒子の目で見ると
原子核をピンポン玉の大きさだとすると
そのまわりをまわっている電子は 2kmの半径のところです。
すかすかの空間です
だから外へ飛び出していって
次の原子核にぶつかる確率は小さくなります
ある程度の量がまとまると 外べ飛び出す量よりも
次の原子核にぶつかるほうが多くなります
その境界線のことを 臨界点と呼びます
臨界に達すると 制御はできなくなります。
そう
「 ある程度 量がまとまる 」というと
メルトダウン ですね
制御できなくなって 高温になり
溶けて 流れ落ちて ひと塊になった状態のことです。
今頃になって
「 臨界に達した可能性がある 」
という発言はなんでしょうかねえ
小規模な臨界 ・・・
なんじゃそりゃーーーー
核爆弾に使用されるレベルまで濃縮されたウランなら
臨界に達すると もう制御できず 核爆発になる
低濃縮のウランなら
臨界に達しても 連鎖のスピードが遅いから
核爆発には至らない
ということかな
東海村の臨界事故もそんなかんじだったし
臨界に達したときだけが 核分裂であるかのような言い方が噓。
核分裂は 核燃料があるかぎり
常に核分裂をしています。
そうなんですよね
広島の友達も まったく感じてないみたい
核分裂して放射線を出す物質は 常に核分裂しているんです。
量が少ないと ゆっくり
量が多いと 早くなる
ということですね
核燃料があるかぎり 核分裂は ずーーーーっと続いています。
冷温停止 という言葉を使うところが 国民を騙す目的で使っていると思う
テレビの報道だけ見てると 安心です!みたいな事になっててなんとか しのげるなら良いわ。って思ってしまうから恐いですね。
マスコミのことば、知識、の統一がないので、ますます判らなくなります。専門用語が多いし・・・。だから nagataさんのブログを拝見するのですが、わかったつもりでも、なかなか知人にまで話せるほど理解できないのが、悲しいです。
勉強不足を反省しながら どうすることもできない現実に ため息をついてます。ふぅー。
長時間連続して臨界に達するというわけではないのでしょうが、
それでも「冷温停止」を豪語するあたりの神経がわかりません。
そういうことでしょうね
隠し切れなくなったから 少しだけ出す
今までと同じ
マスコミも信頼できないし 自分で考えるしかないということです
どうして今頃?
>核分裂をしている可能性がある
東電がこう発表する以上は、ある程度、公表しないとやばいことになるってところまできたんでしょ。
今までわからなかったのか、それともばれないうちに何とか自力で抑えようと努力したけど、無理みたいだから公表しますぅ・・・てこと?
メディアに出さないから、本当のことがわからない。日本の放送局には良心がないの?腹立たしいわ。