コロンビア左翼ゲリラ最高幹部を軍が殺害
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- 2011/11/05 19:57:47
【11月5日 AFP】南米コロンビアの当局は現地時間4日夜、同国の左翼ゲリラ「コロンビア革命軍(Revolutionary Armed Forces of Colombia、FARC)」のアルフォンソ・カノ(Alfonso Cano)最高幹部をコロンビア軍が対ゲリラ作戦中に殺害したと発表した。
コロンビア南西部カウカ(Cauca)県のアルベルト・ゴンサレス・モスケラ(Alberto Gonzalez Mosquera)知事は地元ラジオに、同州西部でカノ最高幹部が殺害されたと語った。
カノ最高幹部は、マヌエル・マルランダ(Manuel Marulanda)前最高幹部が死亡した後、2008年3月からFARCを率いていた。カノ最高幹部の本名はギジェルモ・レオン・サエンス・バルガス(Guillermo Leon Saenz Vargas)だった。
FARCは、コロンビアのゲリラの中で最も古く、1964年の結成以来、政府と交戦状態にある。組織規模も同国のゲリラ最大で、約8000人のメンバーがいるとみられている。(c)AFP
http://www.afpbb.com/article/war-unrest/2839018/8032982
コロンビア革命軍は、コロンビアの反政府左翼ゲリラです。
活動範囲はベネズェラ、パナマ、ペルー、ブラジル、エクアドルと、コロナビア周辺に
広がっていて、農民主体ですが幹部はインテリ層も含まれている中南米最大のゲリラです。
1959年のキューバ革命に刺激されて出来た組織で、麻薬を資金源に活動しています。