鎌倉に行ってみるか ~海街diaryシリーズ^
- カテゴリ:小説/詩
- 2011/11/05 21:50:22
漫画「海街diary」シリーズが面白い。
面白くて、少し切なくて、鎌倉に行ってみたくなる。
そんな作品だ。
作者の漫画家吉田秋生さんの作品群とは、もう長い間、つかず離れずいい距離感を保って付き合っている。
この「海街diary」シリーズは、現在進行形の連作短編だ。
鎌倉を舞台に、4姉妹の成長と心のゆらぎを描いている。
一番末の妹は中学生で、上の3姉妹と異母姉妹の設定。
3姉妹が暮らす鎌倉に、父の訃報が届くことから物語は始まる。
次女と三女がその葬儀に向かうが、彼女らが幼いときに離婚した父の面影はうすくて実感がわかない。
葬儀に向かった先でであったのが、初めて会う異母妹で・・・。
異母妹の中学生目線の話。
サッカーを通しての、心のふれあいと友情と、淡い恋や失恋。
大人な三姉妹の、大人目線の話。
仕事の悩みや、辛い恋や、何気ない生活にある悩み。
下手したら、昼ドラマのようにドロドロしがちなテーマも、彼女にかかるとさらりと軽やかに、それでも深く考えさせるように、見事な切り口をみせる。
しようもない小説よりも、よほど名作だと思うけどなあ。
余談だが、作中にでてくる架空の「またぎ酒造」の銘酒、「熊うっちゃり」やら「熊おとし」呑んでみたいなあ~w
彼女の絵は、細い描線と確かなデッサン力、間の取り方、空気と空間を感じさせる自然描写が秀逸だ。
真夏のセミの声や、海風、波の音、葉摺れの音が聞こえてきそうだ。
ある意味、日本画に通じるものがあるかも知れない。
鎌倉は、武家がつくった街、京都や奈良とは、また趣がちはうでしょうね。
私もいってみたい街ではあります。
が、なかなかご縁がありません^^;
猫と台風とマサ吉さま
昔から、幾度か水害にもあってるようですねえ。
大仏さんの大仏殿も津波に流されたそうやし・・・
ちっちさま
も吉田先生の最大のヒット作で代表作。BANANA FISHも名作やしね^^
鎌倉は歴史もあれば、たくさんの観光名所もあって行ってみたい街です。
が、何故かご縁がありません><
ちっちさんも残念でしたね。
この作品を読んでから行くのも、おつかもしれません♪
りんきちさま
いっしょ、いっしょw 私もいったことないねんw
大仏さんは、おっきいみたいやよw
奈良の大仏と鎌倉の大仏さんが立ち上がったら、ええ勝負らしいからw
雪のカマクラ…みたことはあるけど、中にははいったことない…。
越後屋はなにゃんさま
そうですね~>< 寡作なシリーズやよなあ。
私は幸姐さんとみぽりんとがええなあw
まちがいなく、名作ですよね~♪
大仏さん おっきい?
来年あたり 初鎌倉行ってみたい~
私、雪のカマクラも未経験~
(いい年こいてなんも知らんのw)<(;゚з゚)> ~♪
作品をあまり知らないせいです^^;
江ノ島や長谷寺、由比ガ浜。江ノ電も懐かしい風情があって、
鎌倉の辺りは よくドラマや小説、漫画の舞台にもなりますよね*^^*
実は今日、鎌倉に行き損ねました^^;
長男と行く約束が、無期延期になりまして・・・w
でも、良かった。どうせなら、これ読んでから行きたいかも・・・*^^*
イイんだよねw
イメージは石畳と歴史ある神社仏閣。それも京都とは違った素朴さがある。と思う。
行ってみたい街上位5位に入ってます。