Nicotto Town



最近の若い者は・・・

ナショナルジオグラフィック
 2011年 10月号


11月号は、既に発売されているが、今回は10月号の感想。

特集「ティーンズの脳」

「最近の若い者は・・・」というセリフは古代エジプトの時代から
使われ続けてきた由緒正しい(?)セリフ。

上の年代の人から見れば、時に無謀と思われる行動をとることは、
これまでは
「精神的に未熟」
という言葉を使ったり、
「脳の処理速度がアップするが、それぞれの機能の歯車が
上手く噛みあわない」

と難しそうな言葉を使った説明がなされてきたが、この記事では
「外界に進出するために有効な資質」
という解釈がある事を紹介している。

どんな解釈があるにせよ、上の年代から見れば、理解できない
行動をとりやすいのには変わらない。
「最近の若い者は・・・」というセリフは、まだ数千年は使われ続けるだろう。



「次世代原子炉」

次世代原子炉として「ペブルベッド型高温ガス炉」が注目を
集めている。
水を使わない冷却システムを用いたり、発電効率がいい、
というのがメリットらしい。

が、一番ひっかかるのは
「メルトダウンしないとされている
という部分。

まだ研究段階なので、仕方ない面もあるが、「・・・とされている」
という事がひっくり返って、大騒ぎになっているのを目の当たり
にした後だと、「次世代」などと言っても、本来、人間の手に余る
ものを制御できるように見せかけているだけ、としか思えない。



「太古の地球温暖化」
今から5600万年前にも地球温暖化は発生していた。
原因は諸説入り乱れているが、最も支持されているのは海底や
永久凍土の下に閉じ込められているメタンハイドレートが一気に
放出された、という説。
地球のシステムが大気中の二酸化炭素を岩に戻してくれたが、
それには15万年もの時間がかかっている。

現在、埋蔵されている化石燃料を一気に燃焼させれば、これと
同じ規模の温暖化が起こせる、と考えられてる。

5600万年前の温暖化では、生物相に大激変が起きた。
このまま温暖化が行くところまで行ってしまったら、人間は
生き残っているだろうか。




アバター
2011/11/08 20:58
「最近の若者は・・・」
というフレーズは、人類の種としての口癖なのかもしれません。(゚◇゚ )

「次世代原子炉」は「次世代」などと言わず、「次々々々世代」くらいあとに
してほしいですね。
アバター
2011/11/06 23:26
「最近の若者は・・・」そろそろ私も言っちゃいそうです^^;ジェネレーションギャップっていうんでしょうかねー;
「次世代原子炉」ってフランスさんがやってるんでしょうか?日本はマネしないでほしい・・・



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