読書の秋に読みたい本
- カテゴリ:小説/詩
- 2011/11/09 21:00:57
残念ながら、このところあまり面白い話にめぐり合っていない。
先日だんなに頼まれて本の感想文を書くバイトをしたのだが、最初にだんなが買ってきた本がクソつまらなかった。
なんだかの賞をとった作品だというが、私小説で本当に面白いものにあうことはごく稀だ。
作者に気の毒だから作品名はあえて書かないが、怠け者青年が濡れ手で粟を狙う小説家になる話で、これで感想を書くのは無理! と爆発した。
(ちなみに感想文は『菜の花の沖』で書いた。司馬遼太郎。何度も読んでいるが、何度読んでも名作だ)
今読みたいのは、軽い推理小説かな。
シャーロット・マクラウドのシャンディ教授シリーズが大好きなのだが、作者が亡くなってしまったので新作が出ないのが返す返すも残念。
それでなかったらジーン・アウルの『エイラ』シリーズの続きが読みたい。
エイラはネアンデルタール人に育てられたクロマニヨン人の娘なのだが、この話は皆さんに勧めたい。
孤独な時に何をすべきか、男女の関係について、サバイバルについて、異邦人とはどんなことか、特に若い人で挫折とか限界を感じている人、異性に対してどんな風に接したらいいかわからない、他国人に偏見を持ってしまう、なんて人には何かしらのヒントがあるかもしれない。
そんなこと関係なしに、ただ読むだけでも面白い。
訳は2種あり、大人向けの訳はかなりあからさまな性描写があるが、エロ本を読むくらいなら中高生にも勧めたい。
いや、中高生にこそ読んでほしいと思う。
全6部までで今5部まで出ているのだが、もう何年も続きが出ていないので、今一番続きが気になる本である。
作者が今75歳のはずなので、余計に早く読みたいのだ^^;
ドロシー・ギルマンのミセスポリファックスシリーズも大ファンだが、こちらもご高齢なのでもうお書きになっていないんだろうなあ。
こういう読書傾向の私に、どなたかお勧めの本を紹介してください。
私も今回調べて初めて知ったのですが、マクラウドさんは残念でした。
私もシャンディ教授を何度借りたか(買え)!
未訳のものも、すべて読みたいですよね。
エイラはお勧めなので、ぜひどうぞ。
ちょっと長いですが、すごく面白いです。
第1部は読んでいて少しつらいですが・・・。
お勧めの本、2冊とも読んだことがなかったので、今度探してみますね^^
どうもありがとうございます!!
シャンディ教授もセーラさんも好きだったので、ちょっとショックです。
翻訳されてない作品がまだ沢山あるのに、これはもう発売されないかなぁ?
ヴォネガット氏も亡くなられたし、もう新刊を待てないだなんて、寂しいですねぇ。
エイラは図書館で何度も目が合って、気になってはいたんですが未読でした。
この機会に読んでみようと思います。ありがとう!!
お勧めの本…何を持ってきても、glycogenさんはもうお読みになってそうですが(笑)、
軽めの所で加納朋子さんの「七人の敵がいる」なんてどうでしょ?
小・中学学生のお子さんがいらっしゃる方なら、ニヤッとしていただけるかも^^
あとは、未読を狙って児童書!!
ケイト・ディカミロの「愛をみつけたうさぎ」良い本だと思います~♥
いつもありがとうございます。
『菜の花の沖』は文庫で全6巻と長いのですが、後になればなるほど面白いです。
ぜひ秋の夜長に^^