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風邪の効用 2



ではどのように治せばいいのでしょうか。
「風邪を引いた時に食物を少し減らすというのはごく良いことです。 水分の多いものを食べ、刺激性の食物を多くする。 病気といえばすぐに刺激性の食物を慎むべしと考えていますが、風邪を引いた時には刺激性の多い物が良い。 生姜でも唐辛子でも胡椒でも何でも構わない。 ウンと胃袋が冷汗をかく位突込んでもいい。その方が経過を早くします。」 (『風邪の効用』野口晴哉著・全生社・P.102)
 
「かぜにしてもガンでもリウマチでも、すべての病気にかかると動物や人間は発熱しますし、食欲もなくなります。 これは、体内の老廃物を燃やし、胃腸を休ませ、 消化活動に使われるエネルギーを病気治癒の方向に向けようとする反応です。 と同時に、食を断つことで、病気のもとである老廃物、酸毒物を、これ以上体内でつくらせまいとするのです。」 (『東洋の智恵は長寿の智恵』渡部昇一・石原結實共著・PHP研究所・P.162)
どちらも食事の量を減らすように言われています。 風邪をひいた時も他のどんな病気でも同じですが食べる量を減らすことが基本です。 その上で風邪や他の病気の治療をすれば早く治ります。
 
風邪の時にはお風呂に入らない方がいいと言いますが野口さんは風邪の時には大いに風呂に入ることを勧めています。 湯の温度の効果は肌を刺激し体の外部、内部の運動を多くして汗をかきますのでいいそうです。 野口さんは赤ちゃんが風邪をひいたら風呂に入れて治されて来たそうです。 但し、寝る直前の入浴は体温調節が出来ないので止めるように言われています。 特に小さなお子さまは体温調節が未発達なので寝る直前の入浴は良くありません。
「どういうのがいけないかというと、まず寝際にはいることはいけない。 よく温まって寝るといいと言うのですが、お酒の徳利じゃあるまいし、 温まっただけ冷えるに決まっているのです、人間の体は……。 それもただ冷えるだけではなく、冷えすぎになるのです。 起きていればそれの調節が付くが、寝ている時では調節が付かない。 だから寝際に入るというのは極く疲労した体を弛め休める、そういう時に限られる。 ちょうど、野菜のアク抜きのように、疲労している物質をとるという意味では、ぬるい湯に長く入るというのはいい。」 (『風邪の効用』野口晴哉著・全生社・P.69)

 

更に 続く




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