「かもめのジョナサン」を読んだ
- カテゴリ:小説/詩
- 2011/11/21 20:42:06
「かもめのジョナサン」 リチャード・バック著 五木寛之訳
感想を一言で言うと
「アメリカ人とは理解し合えないかもしれない」
有名なのにトンデモ小説でした。
そのトンデモさが際立つのがジョナサン(もちろんかもめ)がチャン(やっぱりかもめ)に瞬間移動を学ぶ行。
「神がかりになることはない!」とチャンは言い、そのことを何度もくり返した。
「飛ぶために信条はいらなかったはずだ。これまでのお前に必要だったのは、飛ぶということを理解することだったではないか。こんども全くそれと同じことなのだ。さあ、ではもう一度やってみるがよい」
安物のカンフー映画みたいだ。会社の食堂で読んでて吹きそうになりました。
この後ジョナサンは見事瞬間移動を会得し、外惑星まで瞬間移動します。
かもめが超能力もってどーするんだ。
「ジョナサンは聖者ではない。ただのカモメだ」と繰り返されますが、どっからどう見ても聖者が民衆を導く聖書的な展開になって行きます。
これが「風と共に去りぬ」をしのぐベストセラーだったとか。。
訳者:五木寛之氏はあとがきで、簡単に<馬鹿にする>という姿勢は嫌いで、強い抵抗を抱きながらも全力をあげて考え、さまざまなものを発見したような気がする。とあいまいな賛辞を送っている。
ニコットにも読んだ方います?
それとも五木寛之訳じゃないほうがいいのかな。
そらすげー。
昔だけど。
そんなに嫌な小説ではなかったけど?
今読むと、そんな風に感じるのかなぁ。。。
映画で言うと
ニューシネマは、当時はおもしろかったけど
今、見るとなんじゃこりゃって
感じるのと
同じかなぁ。。
多分私も読んだら訳わからなくなってる一人ですね(^◇^)
らてぃあさんのおかげで
読まずに済んだような気がします
何時まで経っても、「スターウォーズ」の世界ナンだからァ…(゜o゜)
この国も精神は優れているはずだけどォ…(^。^)
知恵が足りないのかねェ~(>_<)
忘れてしまったのは確か。。ww
「風と共に去りぬ」はちゃんと覚えてるけどねw