欧州飛び地にミサイル配備=米MD計画に警告
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- 2011/11/24 20:00:16
【モスクワ時事】ロシアのメドベージェフ大統領は23日、テレビ演説し、米国などが進める欧州ミサイル防衛(MD)計画への対抗措置として、ポーランドなどに隣接するロシアの飛び地カリーニングラード州に新型ミサイル発射システム「イスカンデル」を配備すると警告した。
同大統領は2008年、就任後初の年次教書演説で同州にイスカンデルを配備する方針を明らかにしたが、09年に計画を撤回していた。イスカンデルは射程500キロの巡航ミサイルなどを発射する能力を持つ。
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2011112300510
9K720“イスカンデル”はロシアで2006年に採用された短距離・固体燃料推進・移動式・
戦域弾道複合ミサイルです。
クラスター爆弾弾頭、燃料気化爆弾弾頭、威力増大型弾頭、バンカーバスター用の地中
貫通弾頭、対レーダー作戦用の電磁パルス弾頭など、いくつかの異なるタイプの通常弾頭
を使い分けることが出来、INF条約(中距離核戦力全廃条約)に違反しない500キロ未満
の射程距離を攻撃する能力ほ持っているとの事です。