Nicotto Town


ひまわり畑を眺める一匹猫


幸せ

先日、風見しんごさんが公演を行っている模様がテレビで報じられていました。

風見しんごさんは、4年前に幼いお子さんを交通事故で亡くしています。
お子さんが健在であれば、ちょうど中学生。
同じ年齢の子供たちに、命の尊さや幸せの価値観などを語っておられました。

そう言えば、彼がお子さんを失った数ヶ月前に、私も妻を失ったのです。

「行って来ます」
そう言って登校したお子さんを見送った後、事故の知らせがあったのは数分後。
さっきまで元気だったお子さんの姿は、次に見た時はトラックのタイヤに挟まれた状態だったと言う。

風見さんはこんな風に言っておられました。

「皆さんの命は、たったひとつしか無いんです。残された人にとっては、代わりは無いんですよ。」

涙をぬぐいながら、そう訴えておられました。
そして、私の印象に残った言葉。

「幸せって、幸運な事があった時にしか感じられないかも知れない。でも違うんです。普通に暮らしている時が、一番の幸せなんですよ。」

当たり前に手にしている幸せ。
しかし、そういった類の幸せは、普段は感じる事は難しいのかもしれません。
失ってから、初めて気付く幸せなのです。
やはり人は愚かなのですね・・・。



夜遅く、仕事から帰る私。
息子は眠ってしまい、ばあちゃんは2時間ドラマを付けっぱなしでやはり夢の中。
気付くと私のPCの前に、息子の手紙。

「おとうさん、おそくまでおしごとおつかれさま。さきにねます。」

PCを起動すると、壁紙に設定してある妻の笑顔。
ああ、私は幸せかもしれません・・・

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2011/12/28 00:58
エルシィさん
いいですねぇ~。
私の息子は、4歳の時に大好きな母を病気で失いました。
エルシィさんは、お母様を大切に、いつまでも幸せなひと時を過ごしてくださいね!
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2011/12/24 07:33
私は、お母さんと話しているだけが幸せですww
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2011/12/22 02:43
魔女姉さま
次の引越し先があるだけでも、幸せかもですねぇ。
下手すりゃ、ブルーシートで河川敷とかね。。。
冬は辛いだろうなぁ・・・。
ま、少しでも幸せってものを感じられさえすれば、勝ちですよ。
上を見ても下を見ても、キリがないですから・・・。
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2011/12/20 09:44
うん、今こうやって
お引越しで大忙し中の招き猫さんのブログを
お茶を飲みながら読んでいられるのも
間違いなく幸せだよね。
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2011/12/06 08:50
みいにゃん
こういった突然死や事故死の場合は、そうなのかもしれませんね。
死が受け止められないと言うか、信じられない感覚があるでしょう。
風見しんごさんのケースも、そうだったのかとお思います。
まぁ、彼は事故現場にすぐに駆けつけ、お子さんの事故現場も見てしまう事になったため
やはり相当なショックがあったと思います。

私の妻の場合は、私だけ余命を宣告されておりました。
その中で、わずかな望みを信じて、治療を続けていました。
やはり彼女が旅立ったとき、あるいは納棺される時、斎場での別れの時は泣いてしまいました。
でも、一方、なんだかまだ帰ってくるような気もするんですよね。
いつものように、玄関から「ただいまぁ~」と言って・・・。
そんなわけ無いのに、可笑しいですね。。。

小さな幸せに気付く、素敵な感性が欲しいですね。
私はいつも、みいにゃんのブログを読んで思いますよ。
お幸せそうだなぁ~と。。。
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2011/12/05 18:57
私は、人が死んでも死んだことを理解できずに実感できずにいます
涙が出ないのです
なんで会えないんだろう・・死んだことが理解できない
でも、いつでも存在は心にあって不思議な感覚です
風見さんはお子さんが争い事が嫌いだったということもあり
裁判にも出ませんでした 私もそうすると思います
戻ってこないことはわかってるから・・
苦しんでる姿も見せたくないから・・・

幸せはどこにでもあると思います
大きくても小さくても
ただそれに気づくか気付かないかの違いですよね

私もとっても恵まれていて幸せだと思います
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2011/12/03 12:57
たまこさん
お帰りなさい!

良い子なんですよ、息子は。
彼の笑顔が、そのまま私の幸せです。
多くの人に幸せを与え、多くの人に愛される人になって欲しい。
私と妻の残した命ですから。

不幸せじゃない・・・
それこそが一番の幸せなのでしょうね。
例え満たされない想いがあっても、些細な幸せを感じることが出来る感性を持って生きて行きたいです。
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2011/12/03 12:52
らぷさん
私も当時の事は自分の事のように覚えています。
つい数分前まで元気な姿だったのに、次に見たわが子の姿はトラックのタイヤに挟まれピクリとも動かないなんて・・・
想像すら出来ない悲しさと悔しさだった事でしょうね。

最愛のわが子を失った4年間は、恐らく引きずったままなのでしょう。
ご自信の身を切られる想いだったと思います。

それでも、その想いを多くの人に伝えたい。
こんな悲しい出来事は、他の人に味わって欲しくないと言う彼の想いの詰まった公演だったと思います。

キアヌ・・・
きっと母に似ていると思います。
父に似ていたら、もっとヘタレですよ、きっと。
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2011/12/02 23:23
キアヌくんいい子ですね~^^
画面の向こうでブログ読んでる私まで幸せな気分になります☆

幸せなんてなかなか実感することないけど、不幸せじゃないのは確かですよね。
今あるものを大切にしていきたいです^^
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2011/12/02 21:54
風見さんのその出来ごとは、覚えてるなぁ~。
その数ヶ月前なんですか、ひまわりさん。

もう、4年。まだ、4年。
愛する人たちには、自分より先に逝ってほしくないですよね。

しかし、キアヌ君、良い子ですね~。
お母さんに似て、良かったですね!
(突っ込んでね^^)
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2011/12/02 19:03
ゆささん
そうそう、きっとゆささんも幸せなんですよ!
その幸せを、大切になさってください。

私の人生のテーマは、ライフ・オブ・マスター。
人生の達人になる事です。
風見しんごさんの言葉で気付いた事は、そんな幸せを感じる事が出来る感性を持つ事こそが
人生の達人への道ではないだろうか?と思えたんです。
彼には感謝しなければならないなぁって、そう思います。
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2011/12/02 18:59
夢中姫さん
本当ですね~。
私も息子に何かあったらと思うと、恐ろしくてなりません。
不幸な事件や事故に遭いません様にと、祈るほかありません。

夢中姫さんは、今が一番の幸せなひと時だと思いますよ。
でも、がんばり時でもあります。
無事に元気なお子さんを産んで、ご自身も元気に帰ってきてくださいね!
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2011/12/02 18:54
murasakiさん
そうですねぇ、今となっては息子が一番の私の幸せです。
彼が生長して行ってくれる事を、そして心優しい立派な人になってくれる事を。
それが妻の想いであり、最大の心残りだったと思います。

まぁ、生きて行くって辛い事や苦しい事の方が多いのでしょうけれど
それでもそんな小さな幸せを感じられなくなってしまう事が、一番の不幸だと思うんです。
普通って素晴らしく幸せですよ。
それが感じられなくなる事が不幸。
そう思えれば、ずっと幸せで居られますからね。。。
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2011/12/02 18:48
手毬姉さん
ミケさん、短い一生だったかもしれないけど
幸せだったと思いますよ。
飼い猫ってのも、繁殖能力を奪われ、狭い部屋でけの自由しか与えられず
ある意味幸せなのかなぁ?と思ってしまいます。
本当は、そんな自由猫が一番幸せなんですよね。
純粋な野良さんたちと違って、餌も不自由なくもらえるし
行動も制限去れる事が無い。
それって最高じゃありませんか。

そんな幸せそうな猫さんたちを見て、きっと手毬姉さんも幸せを感じてたのでしょうね。
お別れは辛かったでしょうけど・・・
手毬さんがずっとミケさんを忘れないように、ミケさんもきっとずっと覚えていてくれると思います。
たった一人の人間の友の事を。
そして、かけがえの無い恩人の事を。

些細な幸せを忘れる事がなければ
きっと生きて行けますね!
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2011/12/02 13:36
そっか~。
私はきっと幸せなんだな。
普通に暮らせる、それだけで幸運。
招き猫さんがその日時にTVを見たのもきっと必然。
神様が時々くれる「気づき」かもしれません。
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2011/12/02 10:43
そうですね・・・私も今なら子供を失う気持ちが分かるような気がします。この子に何かあったら・・・と思うだけで心が苦しいですよ。

私も日々の何気ない幸せを感じてます。
キアヌ君の手紙・・・涙がほろりと出ます;;パパ思いのいい子❤
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2011/12/01 21:14
残されたお子さんの・・言葉が・・きっと招き猫さんの幸せなのかな\\

奥さんの笑顔・・その形見に・・おとうさんお疲れさまと書くかわいい息子がいる


どんな時にも心の持ちようで幸せは有るのかもしれません

ただ、苦痛なく生きられるだけで、私も幸せです

死にたいと思いながら生きるのは辛いから

普通でいい

普通がいい^^

それで十分幸せです
アバター
2011/12/01 20:26
幸せは何気ないことだろうね。

この夏、真夜中、控えめに呼んでみる。
アリ~(黒猫)ミケ~(三毛猫)

少し先の駐車場からひょっこりと顔をのぞかせ
お、呼んでるなぁ。
ワラワラ走ってくる。
あの子たちは野良じゃなくて
自由の猫だからね。

そんな子たちが慕ってくれる。
特にミケは人が大嫌い。
ゆっくりでも、近づいてくる。

しあわせだな。
ふとそう思った。
真夜中に走ってくる二匹の自由の猫。

ほんの少しだけ満たされるのが幸せの姿かも。

数日後、彼女、ミケは私の家の前で
明け方近く車に轢かれて逝ってしまった。

あの夜の幸せは戻らないけれど
心の中にはずっと残り続け
幸せだったね。
寂しい夜に一舐めするコンデスミルクみたいに
ちょっと思い出してみる。



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