こないだ会った酔っぱらい
- カテゴリ:日記
- 2011/12/04 05:09:27
飲み会の帰り道
阪急の終電に乗り込んで座席も確保しPSPでみんゴルでもしようかと思った矢先、目の前にとある酔っぱらいが転がり込んでくる。明らかに足元がヤバい。つーか何度か足踏まれて痛い。
俺「座りませんか?」
酔「いやいや、いやーいや。」
フラフラしながらもドア横の取っ手にしがみついている。
が、5駅くらい過ぎた時、とうとうドアが開いた隙にホームに転がり落ちたwww
俺「あきませんて、座りましょ。」
酔「すんまへんなぁ。」
酔っぱらい座る。
そこから予想通り、酔っぱらいのターン。
酔「なんでそんなやさしーのん」
俺「いえいえ、酔うた時はお互い様ですって」
酔「いやいや、この平成の21世紀にこんな事はありまへんて。」
俺「いーえ、たいした事でも無いですし、お兄さんゆっくりして下さいな。」
酔「なんでそんなにやさしーのん」
俺「困った時はお互い様ですよ。」
酔「くぅーーー泣けるなぁ!」
俺「たいした事ちゃいますよ、お兄さん駅はどこで降りますの?」
酔「えーとね、茨木がね、いらばらばきばーーーがね、茨木がね。」
俺「茨木ですね。」
参ったなぁ、、、俺は茨木よりちょっと手前で降りるんだが大丈夫だろうか?
まぁ茨木から歩いて帰れない事もないし、駅でタクシー拾ってやるか。
俺「今日はよーさん飲みましたんか?」
酔「今日はね、今日はよ、今日はーーーー今日はよ、うん。」
俺「そうですか、お付き合いもありますし大変ですよね。」
酔「そーやねん!それがごにょごにょごにょ、、、、、でな!んじゃらもんじゃら、、、、でな!じゅぶじゅぶびじょん、、、やねん!」
俺「そーですか、そーですか。(まったくわからん)」
酔「いやしかし、なんでアンタそんなにやさしーのん!」
俺「困った時はお互い様ですからねー気にせんでええんですよー」
このままホームとの隙間に転落したり他の乗客に迷惑かけたら面倒くさいからです。
あ、念のためもう1回行き先を聞いておこう。
俺「で、お兄さんどこまで帰りますのん?」
酔「えーとね、京橋でね。」
え、京橋て、、、この電車は京橋どころか正雀止めなんですけどね。
俺「この電車は吹田までしか行きませんよ?」
酔「え、今どこや?」
俺「今はね、あと2駅で高槻ですよー。高槻から3駅したら茨木で、そこから2駅が終点の正雀、つまり吹田ですよー。」
酔「・・・・・よーわからんけど、なんでアンタそんなにやさしーのん!」
俺「困った時はお互い様ですからねー(棒読み)」
うーん、終点からタクシーが距離的にも京橋に一番近いしなぁ。終点まで行けばさすがに駅員がなんとかしてくれるやろ。
俺「ほんとに京橋まで行くんですか?茨木で降りるんですかー?」
酔「うん!きょーばしは!」
俺「ええとこだっせ!ですね、京橋まで行くんですねー。」
酔「とりあえずこれ乗ってたら行けるやろ!梅田で乗り換えてな!」
俺「ところがこれ、梅田の手前の吹田までしか行かないんですよ。そこからタクシー乗ってもらわんと、ちょっとおうちには帰れないですねー。」
酔「・・・まぁええわ!」
ええんかいw
酔「ちょっと待っとれやー」
ここで酔っぱらいが財布をごそごそしだす。
こ・・・れ・・・は・・・・ハイパー諭吉タイムですか?!
酔「もうね。こんな優しくして貰ってほんますんませんな。これ、ほんの気持ちやから!」
10円玉3枚と
おっぱいパブの名前と電話番号が入った使いさしのライターを
お駄賃にもらいました。
なにこれーw
いや、きっとオッサン的には最大級の感謝だったに違いない。
30円はセブンイレブンにて募金箱に、ライターは処分に困ってとりあえずウチのジジィの仏壇にお供えしました。
酔「あんたどこまで行きますのん?」
俺「ボクですか?次で降りますよー。」
酔「そーかそーか、夜道は危ないし気ぃつけて帰りなはれやー。」
俺「はーい、お兄さんもどうぞお気をつけてお帰りくださいね。」
茨木なら一緒に付いて行ってタクシー乗せてやったが、さすがに終点の正雀までは無理だわ、、、ってことで放置ってきたが、あのオッサン大丈夫かなぁ?
その後どうなったかなど知るわけもない。
<補足解説>
関東の人に分かる様に説明すると
大宮から乗車
「俺」は赤羽で降りたい。十条からなら歩いて帰れない事もない。オッサンは最初、十条で降りるとのたまわっていたので、十条でタクシー捕まえてやるつもりだった。
「電車」は池袋が終点。
「酔っぱらい」は池袋どころか新宿で別路線に乗り換えて世田谷の方まで帰らなければならない。
こんな感じ。
あと途中の「きょーばしは!」「ええとこだっせ!」というのは、そういう御当地CMがある。
俺「困った時はお互い様ですからねー気にせんでええんですよー」
このままホームとの隙間に転落したり他の乗客に迷惑かけたら面倒くさいからです。
あ、念のためもう1回行き先を聞いておこう。
俺「で、お兄さんどこまで帰りますのん?」
酔「えーとね、京橋でね。」
え、京橋て、、、この電車は京橋どころか正雀止めなんですけどね。
俺「この電車は吹田までしか行きませんよ?」
酔「え、今どこや?」
俺「今はね、あと2駅で高槻ですよー。高槻から3駅したら茨木で、そこから2駅が終点の正雀、つまり吹田ですよー。」
酔「・・・・・よーわからんけど、なんでアンタそんなにやさしーのん!」
俺「困った時はお互い様ですからねー(棒読み)」
うーん、終点からタクシーが距離的にも京橋に一番近いしなぁ。終点まで行けばさすがに駅員がなんとかしてくれるやろ。
俺「ほんとに京橋まで行くんですか?茨木で降りるんですかー?」
酔「うん!きょーばしは!」
俺「ええとこだっせ!ですね、京橋まで行くんですねー。」
酔「とりあえずこれ乗ってたら行けるやろ!梅田で乗り換えてな!」
俺「ところがこれ、梅田の手前の吹田までしか行かないんですよ。そこからタクシー乗ってもらわんと、ちょっとおうちには帰れないですねー。」
酔「・・・まぁええわ!」
ええんかいw
酔「ちょっと待っとれやー」
ここで酔っぱらいが財布をごそごそしだす。
こ・・・れ・・・は・・・・ハイパー諭吉タイムですか?!
酔「もうね。こんな優しくして貰ってほんますんませんな。これ、ほんの気持ちやから!」
10円玉3枚と
おっぱいパブの名前と電話番号が入った使いさしのライターを
お駄賃にもらいました。
なにこれーw
いや、きっとオッサン的には最大級の感謝だったに違いない。
30円はセブンイレブンにて募金箱に、ライターは処分に困ってとりあえずウチのジジィの仏壇にお供えしました。
酔「あんたどこまで行きますのん?」
俺「ボクですか?次で降りますよー。」
酔「そーかそーか、夜道は危ないし気ぃつけて帰りなはれやー。」
俺「はーい、お兄さんもどうぞお気をつけてお帰りくださいね。」
茨木なら一緒に付いて行ってタクシー乗せてやったが、さすがに終点の正雀までは無理だわ、、、ってことで放置ってきたが、あのオッサン大丈夫かなぁ?
その後どうなったかなど知るわけもない。
<補足解説>
関東の人に分かる様に説明すると
大宮から乗車
「俺」は赤羽で降りたい。十条からなら歩いて帰れない事もない。オッサンは最初、十条で降りるとのたまわっていたので、十条でタクシー捕まえてやるつもりだった。
「電車」は池袋が終点。
「酔っぱらい」は池袋どころか新宿で別路線に乗り換えて世田谷の方まで帰らなければならない。
こんな感じ。
あと途中の「きょーばしは!」「ええとこだっせ!」というのは、そういう御当地CMがある。
しかし、30円とおっパブのライターってなんなんだよ、、、orz
つばき、めっちゃやさしい!
平成の21世紀にこんなことありまへんて!wwwww
でも酔っ払ったお兄さん、次の日覚えてないんだろうなぁ・・・wwww
ちゃんと家に帰ったかなwwwwwww
ただ、最初の一人になる事が色々な意味で難しいわけで。
最初の一人さえ動き出せば、この国の人たちはみんな協力してくれる民族性を持ってると思うよ。
まぁ色々な意味の中にもある通り、実際関わって酷い目に遭うこともあるんだけどさ。
だから通り過ぎてしまう事も決して薄情だと一括りにはしたくないな。自分を守る事が一番大事だと思う。
って、ただの酔っ払いを座らせただけなんだけどもw
そういうのは僕だけじゃ無いはず……と思いたい。
ほっとけない、だからほっとかない、って出来るのはやっぱり凄いと思うけどなぁ。
とボケずに普通にコメントしてみる。