中国軍、北京郊外に無人偵察機基地
- カテゴリ:ニュース
- 2011/12/08 17:05:25
中国軍はこのほど、北京郊外の通州基地に大型無人航空機12機が所属する大規模な無人偵察機基地を設置したもようだ。香港の衛星テレビ、鳳凰衛視(フェニックステレビ)の電子版「鳳凰網」が6日報じた。
鳳凰網がカナダの民間軍事研究機関、漢和情報センター(KWIC)の情報を引用して伝えたところによると、通州の無人偵察機基地が運用する無人航空機は、中国軍総参謀部情報作戦部隊の直属で、東シナ海や台湾海峡などのほか、南シナ海でも活動の形跡が把握されているという。
東シナ海には日本と中国が領有権を主張する尖閣諸島(中国名:釣魚島)があり、南シナ海には中国がベトナム、フィリピンなどと領有権を争う西沙諸島(パラセル諸島)、南沙諸島(スプラトリー諸島)がある。
KWICによると、通州基地の無人偵察機の航続時間は40時間に達し、赤外線カメラ、夜間撮影装置などを備え、偵察映像や写真の大量伝送が可能だという。
中国は通州基地のほか、広東省梅州市にも無人偵察機を配備している。しかし、通州よりも規模が小さく、戦術無人偵察機が主に配備されているという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111208-00001048-chosun-kr