Nicotto Town



坂木司さん


坂木司さんの和菓子のアンを読みました。

私は和菓子好きなので、題名で飛びついてしまいました。

坂木さんの作品はジャンルはミステリーですが、殺人事件とかは出てきません。

なので、刑事さんは出てきません。

主人公はだいたい語り手で、普段生活している日常のちょっとした謎を主人公に近い存在の人が解き明かしていくものです。

舞台はデパ地下の和菓子売場で、バイトすることになった、主人公の女の子杏子(きょうこ)ちゃん、読み方変えたらアン子ちゃんだからアンちゃんと呼ばれるようになります。

一緒に働くメンバーは仕事は完璧だけど、店長筆頭にちょっと変わった人たちで、最初は戸惑いますが、和菓子の奥深さと、お客さんのおいしいと喜ぶ顔を見て、だんだんと仕事にやりがいを感じていくお話です。

お客さんが、10個買ったお菓子のうち、なぜ1個だけ違うのを買うのかとか、おみくじクッキーに大吉とか、吉とか書いて無くて、絵だけなのかなどちょっと変だなと思うことを店長さんが解き明かしていきます。

これを読むと、季節によって呼び名が変わるおはぎ、和菓子に込められた意味を知って和菓子を買いに行くのが楽しくなります。

#日記広場:小説/詩

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2013/03/21 23:12
>マコトさん
私も引きこもり探偵3部作読みました。

「ホテルジューシー」好きですね。

沖縄のおばあが可愛らしくてたくましくてほのぼのしてて。^^

和菓子のアンもお菓子がいっぱい出てきて和菓子が食べたくなりました。
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2013/03/21 22:41
ボクが初めて手にとったのが、坂木司さんの小説なのですごく思い入れがあります。

坂木司さんのデビュー作品の「青空の卵」を読んだ時に「小説っておもしろいなぁ」って

思わせていただきました。以来、本棚には500冊を超える推理小説やミステリー小説

が並んでます●・´艸`・)、;'.・ ハマッタ 昔はまったく読まなんだのに・・・

歯医者さんが舞台の「シンデレラ・ティース」や、ホテルで働く「ホテルジューシ」に

クリーニング屋で働く「切れない糸」そして、和菓子屋が舞台の「和菓子のアン」など

日常に起こった謎や疑問を解決していく楽しい小説ですね・:*:・(*´∀`*)・:*:・

ボクも大好きです。

一番のおすすめは、引きこもりの探偵が主役の「青空の卵」・「動物園の鳥」・「仔羊の巣」の三部作ですねぇ^^





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