景色が流れていく日々に
- カテゴリ:小説/詩
- 2011/12/19 00:27:09
わたしの前にあなたはいた
その席にあなたは座っていた
あなたはアイスレモンティーを飲んでいた
それは夏の日
わたしの前にあなたはいない
その席の空間が空しく浮いている
わたしはホットコーヒーを飲んでいる
そんな冬の日
濃い緑色の枝が強い日差しを
遮断してくれた日々は過ぎ去り
いつの間にか葉を落とした枝の間から
柔らかな暖かい日差しが差し込んでくる
明日は雪が降るという
白い冷たい世界は今のわたしにお似合いだ
どのくらい積もるのだろうか
出来るならそっと静かに積もって欲しい
あなたの足跡を見つけられない
その寂しさを埋めてくれるように
優しい思い出・・・
いいですね
自分が強くなければね
時が解決してくれますよね
えっ、明日は大雪注意報だって
mako様
ちょっとの心遣いが大切かも
その時は気づかないものですよね
寂しくて悲しくて切なくても
時間が経って、季節が過ぎて
いつの日か、ふと気がつくと
優しい想い出に変わってる・・
そんな日がくるといいのにな
席間違えちゃった
たぶん
あなたの後ろに
背中合わせに。。。
て あなたが間違えたんでしょ
2番目なのに3番目に座ったんじゃ?
ちょっと後ろをむいてくれたら
あたしもだけど。。。
お互い思いやりが足らなかったね
それがわかってれば
冷たい雪も
二人で歩く
その周りは溶けていくでしょう
溶け出す頃には・・・
寂しさも消えているかな?
きっと消えてるね。