朝の風景
- カテゴリ:30代以上
- 2011/12/20 21:23:31
AM6時前
真っ白に凍り付いた愛車の外気温センサーは、マイナス2℃を表示しています。
空を見上げれば、まだ星達の時間。
お気に入りの音楽をかけ、車を発進させます。
田舎道から住宅街を抜け、視界が開ける頃、東の空には、朝の兆しが見え始めます。
西の空はまだ夜。
赤から、深い藍色へのグラデーションが、一番綺麗な時間です。
少しずつ赤みをましてゆく空に映し出されるのは、影絵のような、家並みのシルエットと、薄れていく街灯だけ。
窓の明かりはまだ見えない。
AM6時10分過ぎ。
そろそろ、人々が起き出しても良い時間じゃない?
どうして灯りをつけないの?
もしかして、節電のためとか…
だとしても
着替えくらいは何とかなるとして
朝食の支度とか、おトイレとかは、危険じゃないかしら、いろいろと…
あぁ、だからか。
おトイレが全部ふさがってるのは!
事情は分かったから…
早く変わってよ~っ!