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百人一首

人も惜し 人も恨めし あぢきなく

世を思ふゆゑに 物思ふ身は

現代語訳
人をいとおしく思うこともあれば、人を恨めしく思うこともある。思うにまかせず、苦々しくこの世を思うがゆえに、あれこれと思い煩うこの私は。

作者
後鳥羽院 (ごとばいん)

後鳥羽天皇 1180~1239 在位1183~1198 第82代天皇。高倉天皇の第4皇子。諸芸、とくに歌道に優れ、和歌所を設置し、『新古今和歌集』を勅撰。承久の乱で敗れて隠岐に配流され、その地で崩御。

語句

人も惜し人も恨めし ― 「人も惜し」と「人も恨めし」は、並列。「惜し」は、いとおしい。両方の「人」を同一人物とする説と別人とする説がある。あぢきなく ― 思うようにならない気持ちを表すク活用の形容詞、「あぢきなし」の連用形で、「思う」にかかる。世を思ふゆゑに ― 字余り。「世」は、この世。「に」は、原因・理由を表す格助詞。物思う身は ― 意味上、ここから初句に続く倒置法。「物思う」は、思い煩うこと。「身」は、自分自身。「は」は、強意の係助詞。

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2011/12/26 16:26
この 気持ちって 一生 口に 出さず、でも 思うこと だね^-^ てとらたまご です。^-^。
アバター
2011/12/25 08:49
おいおい 難しいな~ 頭 コングチュレーションだよ~ (ダジャレ)^^



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