Nicotto Town



小説♦⑥

*これは ある本のお話なので もしかしたら 読んだことがある人は知っているかもしれませんが ご了承ください。w

続き書くのが遅くなって ごめんなさいッッ!!!!!><

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 アイツ!?

 ウソ!ウソ!まさか!

 ユリカのひと目ぼれの相手って・・・・・・アイツなの?

 そのときちょうど、休み時間の終わりのチャイムが鳴った。そのおかげで、あたしは何も言わずにすんだけど・・・・・・。

 この日一日で、あたしはユリカの魅力をたっぷり知らされることになった。

 音楽の授業では、ショパンのワルツをひいてみせた。三才からピアノを習っているそうだ。先生が言うには、コンクールで優勝してもおかしくないほどのうで前らしい。

 英語の授業では、そのキレイな発音に、外国人の先生もおどろいていた。おばあさまがイギリス人で、小さいころから英語に慣れているんだって。

 放課後には、なんとおむかえの車がやってきた。

 本当に「おじょうさま」っているんだなあ。

 あんなにキレイで、なんでもじょうずで。なのに、全然えらそうじゃない。男子も女子も、その日はユリカの話題でもちきりだった。

 ユリカはステキな女の子だ。そのユリカが、アイツにひと目ぼれしたって。

 アイツも、「おまえとは大ちがい」って言ってたし・・・・・・。

 ふたりが両思いになって、あたしはフラれちゃったりして・・・・・・。あはは・・・・・・。

 笑えない!どうししょう!

 みんながユリカに夢中なんだもの。アイツもユリカのことを好きになっちゃうかも。

 あたしも、ちょっとは女の子らしくなる努力をしなくっちゃ。

 その日の夕方、あたしはDVDを借りに走った。

 DVDを見ながら、そのとおりにやってるつもりなんだけど、ヘアアレンジって難しい。あたしの髪の毛、どうしてこうバサバサなんだろう。今年もよく海で遊んだからなあ。日に当たるのって、髪によくないらしい。

 ビーズのついたとっておきのピンで「ポンパドール」にちょうせんしてみた。何度もやり直して、ようやくうまくできた、と思ったのに。すごく苦労して留めたピンは、たった一分ももたずにはずれて、ゆかに落ちてしまった。

「ちっくしょう!」

 あ、この言葉づかい。これがダメなんだよね・・・・・・。

 あたしは洋服ダンスをひっかきまわし、親せきの結婚式のときに買ってもらったいっちょうらのワンピースをさがしだした。すそにフリルがついてるワンピースを体に当てて鏡の前に立ち、ニコッと笑ってみる。

 これ、かなり気に入ってるんだけど、ユリカが着たらもっと似合うんだろうなあ、なんて思ってしまう。

イヤになってベッドにバタンとたおれこんだとき、大事なことを思いだした。

 あしたって、アイツの誕生日だったはず!

 プレゼント、用意してな~い!もう夜だし・・・・・・このいなか町じゃ、お店はとっくに閉まってる。ヤバイ。どうする?

 ・・・・・・そうだ、スコーン作ろう!

 きょう、ユリカのスコーンおいしそうに食べてたし。

 アイツの大スキなチョコチップ、いっぱい入れちゃおう。甘いものスキだから、きっと喜んでくれるよね。

 あたしは勢いよく起きあがり、またまたDVDを借りにダッシュ。




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続きはまた今度☆彡

よかったら 見てね!!!!!♪♪

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2011/12/24 00:29
また見るyw




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