フィルムカメラ応援歌
- カテゴリ:ニュース
- 2012/01/05 23:23:22
デジカメに対応遅れ…
米コダック、破産法申請へ
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20120105-OYT1T00931.htm
趣味で写真を撮るようになったのはデジカメを買ってからですが、
ヨメは2,3年前まで、フィルムカメラ派でした。
なので、同じ被写体をデジカメとフィルムカメラで撮った写真を
見比べる機会が多く、デジカメでは出せない質感を羨んだり
したことも多々ありました。
(デジカメはシャープに写るのですが、被写体によっては、
シャープに写りすぎ、逆効果だったりします)
が、フィルムカメラも撮影の度にフィルムそのものにお金が
かかったり、現像に時間がかかるのも事実。
ヨメもデジカメを買った時は、フィルム代・現像代がかからない事
を一番喜んでました。
これらの費用を気にせず手軽にたくさん撮れるのはデジカメの
メリットですが、同時にデメリットでもあります。
よく撮りに行くシマリスのように、すばしこく動き回る相手には連写
が効果的(サイフにも)なのですが、それに慣れてしまうと
「一枚一枚を大切にしなくなる」
のです。
プロの中には、わざとファイルサイズの大きくなる TIFF や RAW
形式にして、撮影できる枚数を減らす人もいるそうです。
(画質が劣化しない、という点もありますが、制約があるからこそ
緊張感も生まれる、という事らしいです)
ちなみにヨメも花などを被写体が動かないものを気合を入れて
撮る時はフィルムカメラを使う、と言っています。
「すぐに」
「誰でも」
「手軽に」
というのが好まれるのは時代の流れなので仕方ないですが、
CD全盛時のレコードのようにフィルムカメラもマニア向けとして
生き残って欲しいです。
長年、親しんだ愛着やアナログだからこそ出る味わいは
大事にした方がいい、と思いますが、商売として採算が
合わないと長く続けられないので・・・。
やはり、諸行無常。
>むらさきさん
デジカメから入ったクチなので、コダックの印象があまり
ないのですが、今回は、家族的な雰囲気が仇になって
しまったのでしょうか。
>よっちさん
知り合いでデジタル一眼を買う時、シャッター音で決めた、
という人がいるくらい、好きな人にはたまらない音ですね。
それにひきかえ、ケータイのカメラやコンパクトデジカメの
わざと出している電子的なシャッター音には閉口してます。
(設定でオフにできるなら、真っ先にオフにします)
写真屋さんの常連になると、いろいろテクニックを教えて
くれたり、そこから広がる世界もあるので、楽しいですよね。
「ガシャッ」っていうシャッター音がいいんですよね^^
あと、現像してみないとわからないドキドキ感^^
この間久しぶりに撮って感じたことなんですが、写真屋さんとのやりとりも楽しかったりするんですよね~^^
コダックって、家族的な会社だったような。
写真機材は、コダックが代名詞だった時代があったけど、破産とは・・。
こういう時代なのね。諸行無常。
もう使われなくなった、かつての
フィルム写真、レコード、真空管オーディオ、
こういうのに愛着のある人たちもいるのでしょうね。
そのうち、ガソリン自動車も同じ運命かしら・・。