雪山賛歌。①
- カテゴリ:日記
- 2012/01/07 03:05:58
2012年元旦、深夜に自宅を出発した。
国道と高速を乗り継いで早朝に駐車場に到着、少々仮眠。予定では少々のつもり
であったが目を覚ますとすでに陽は高く上っている時間であった。外に出てみると
天気は曇り、山頂も雲でかすんで見えない。
さっさと準備してスタートするべきところであるが本日中に山頂まで上がる予定は
ないので余裕を持って荷物の最終チェック。少しでも軽くしたいが万が一を考える
と荷物が減らすことができない。30キロの荷物が肩に食い込む。
しばらく黙々と圧雪された林道を歩くがこんなときいつも思う。『なんでこの厳冬期
に登っているのだろう。』景色?空気?癒し?夏ならそれもいいだろう、でも今は
真冬、下手すると命の危険まで伴う。
しかも晴れる確率が2割にも満たないし大自然を感じさせるのは木々の緑なんか
ではなく荒れ狂う猛吹雪だ。圧倒的にリスクのほうが多い中なぜ登るのか、いつ
までたっても解が出ない、ホントなんでこんなことしてるんだ?
林道は途中から細い登山道になり完全に雪に埋もれている。ベースとなる白馬尻
へのルートは雪深く完全な白に黒が点在する世界。ひとりで歩いているとまるで魔
界にでも迷い込んだみたいだ。
1時間ほどで大雪渓の入口白馬尻に到着。夏場であれば山頂までこの大雪渓を
登るのが定常であるが厳冬期の今ここは雪崩の巣になっており命をかけて登る者
はいない。たぶん。テントが2張ある。誰もいないからすでに上に向かったのだろう。
一休みしたあと本格的な登りに入る前に靴にアイゼンを取付ける。予定どおり右側
の主陵ルートへ迂回。
それにしても雪こそ降っていないものの天候は相変わらずだ。上に行けばいくほど
積雪が増えていくのは当り前として、強風やガスで視界不良になったりの連続。
もうホワイトアウト寸前。
雪崩を避けるため稜線を歩くのだが狭い急傾の稜線はどちら側に落ちてもまず助
かるまい。ときどき強風に煽られ神経を使う。
ラッセルをしながらの登山は疲労を招くが遅々として進まず16時過ぎ、4峰付近の
コル付近にテントを設営。
今夜はここで宿泊。冷えた体にはカップラーメンでもごちそうだ。
あ、ハッピーちゃんの庭だったね。「方の山」じゃなくて白馬岳。笑
いや、カップめん毎日食べてるんだけどね。笑
天気予報を見てると白馬とかの北部の方は毎日のように☃マークですからね。。
ブログが書かれてるって事はご無事で戻って来れたと思うので、続き読ませて貰います( *´艸`)クスッ♪
カップラーメンって、たまに食べると美味しいですよねww
読んでくれてありがと、冬山行く人ってなかなかいないでしょ。笑
うん、充分気をつけるよ。
SAKUちゃん
いつもありがとう。うん、ひとりが多いなぁ。。。こう見えて結構ナイーブなんです。
相当息合わないと冬山は危険。そういえば、月出てなかった。笑
ぴっちー
そうそう、危険危険。でも魅力もあるんだよねー。なんでだろ。笑
空ちゃん
山は寒いけど自分の力でなんとかできる。
下界の方がよっぽど面倒だ。笑
姫
ありがとう姫~。多くの人たちが冬山で命を落としてるからねぇ。
危険危険。下山した後に生きてるって感じるのがいいのかなぁ。笑
ともねちゃん
あとちょっとでニュースだったかもね。笑
となりの山での遭難事故は情報が入ってた、ほんと怖い天気だったよ~
けいちゃん
山があるから登る。。。ってわけではないんだけど。ふと登りたくなっちゃうんだよ~
人間も自然の一部なんだね。笑
音
おれの場合、都会の方が風邪ひきやすいみたい。
確かになかなか「いってらっしゃ~い」とはならないね。笑
yuiちゃん
なんでだろう。
自分に挑戦したくなるのかな。笑
天使ちゃん
いや、意外となにもない。笑
スキーブーツ脱ぐ瞬間って「あ゙~極楽極楽~」ってなるでしょ。それに似てる。笑
つぼみちゃん
おっしゃる通りです先生!
いろいろ考えながら登りたいのにいざ登ってみれば毎回命をつなぐので精いっぱい。
ほんとなーにやってんだか。笑
ふみっち
そうです、単独です。笑
高いとこ苦手だからさぁ癒されることはないなぁ。笑
ありがと、無事です。笑
もしかして雪山に一人で登ったの?
何で登るのか・・・ましゅも分からないのかぁ;;
どんなにリスクが有っても、ましゅは登りたいんじゃないかなぁ?
スリルがましゅにとっての癒しだったりしてぇww(笑)
修行って訳でも無いだろうし・・・・
山頂に着いた時の達成感は嬉しいけど・・・・
雪山は雪崩や遭難の危険もあるからね><;
でも、無事に帰って来てこれて良かった^^
(〃^0^〃)ぉかぇりぃ♪ましゅ
でも、ホント無事でよかったね~
槍ヶ岳で救助ってニュースで見て
まさか、ましゅさん?!って思っちゃったよ。
無事帰ってきたからホッとしたよ~
でも、まだまだこれからも行くんでしょ~?!
限界が来るのかなぁ~
1人ぼっちで 戦って登った先には、登った人にしか味わえない何か!!! があるんだろうね。
一歩間違えばと想像するだけでもうドキドキなのに^^;
何がましゅさんを山へと駆り立てるのですか?
すごいですね~^^;
無事でよかったです~
風邪ひいてませんか?
それにしても
リア彼女だったら泣いてとめてますwww
何故山に登るの?…そこに、山があるからっていいそうだね(*^ー゜)
無事で良かったです~
魔界に引き込まれなくて良かった・良かった・∀・。)(-∀-。)ウン♪
そういう状態に身を置くことで、戻ってきて仕事上のトラブルとかにも
「これくらいで負けていられない」という気持ちにもなれる
な~んて、ふと思ってみたりwww
お仕事もハードなのに休日もハード、そして趣味?の山登りもさらに超ハードw
ましゅさんはチャレンジャーなのですね^^;
それにしてもお一人でって。。。本当に無事で良かったです^^;
救助のニュースとかやってたから、ひょっとして・・・なぁんて思ったりもしたんですよw
このブログ読みながら無事に帰って来たことに安堵するよ^^
山小屋じゃなくてテントを設営して寝るのにはびっくり。
一休みするのも大変な世界なんだね。
下界に戻ってゆっくり休めたかな~^^
無事に帰ってきてくれてほんとによかったです ε-(´▽`) ホッ
ねぇ…
一人で山に登ったの?
それを聞いたら次の山登りの時は
行ってらっしゃいって言えるかなぁ…
ましゅさんが山に登っている間
部屋の窓を閉める時に窓から見える
キレイな月と金星を見つけて
あ~ましゅさんもこの綺麗な月を見てるかな?
なんてちょっとあまく考えていました…
読みながらドキドキしてしまいました・・・。
この続き、楽しみにしていますね。
・・・でも、これからも登られる時は、どうか毎回気をつけてくださいね・・・。