Nicotto Town


「さくら亭」日報


本日のお着替え~マイフェア~


マイフェアとくればレディと続くのですが、何せ猫娘だけにどうかとw
11月アイテムの期間限定再販に、前回諦めた帽子とパラソルを入手。
その色をピンクで揃えたので着物も「色留袖(たおやめ)」ピンク。
正直なところ、金のかかったコーデという気がします。
足袋とピアス以外が全部Pアイテムだというのももちろんですが、
サンリオアイテムを使っていることが一番の理由。
版権問題があるんでしょうけれど
サンリオアイテムがプレにもフリマにも使えないからこその割高感がいたします。
……と言ってもきせかえアイテムだとこの背景しか持っていませんけど。

さてマイフェアレディと言うならば、
ドレスのシャロンあたりのマーーメイドラインのものこそがふさわしいでしょう。
でもうちのきせかえは和物なので。

たしかあのヘップバーンの初期映画の衣装はディオールがデザインしていたはず。
なんでも、立っていていて一番美しいラインのドレスとかがあって、
中には着用中座ることもできなかったとか。

服飾史はずっと私の興味の対象でした。
それ以前に各国の民族衣装が好きで好きで。
大人になってからアジアのものは数カ国分入手したくらいです。
体型にやさしいのは着物とチマチョゴリだけというのが結局判明したんですけど。
お土産でもらったバリの舞踏衣装なぞ人前で着られるかいっ!
ああでもモンゴルのゲールは欲しいぞ。

ま、服飾史のおはなしに戻りますが。
そもそもファンタジーに目覚めたせいなんですね。
ファンタジージャンルは日本ではかなり送れていましたから
自然入手できる本は英米作品中心。
で、当たり前のようにキルトだのトーガだのチュニックだとか出てくる。
それはどんなものかというところから始まったわけです。

それと同時に幼少時よりすりこまれた「お姫様ドレス」への憧れなども加算。
そしたら展覧会なんかに出会うわけです。
ワコール財団の「華麗なる革命展」は衝撃的でした。
後年、パリの服飾美術館も訪ねましたが日本の展覧会の方が充実していたという罠。
まあそんな「お姫様ドレス」を見たい人は神戸のファッション美術館おススメ。
常設で少しですが布や紙で復刻されたドレスが見られます。
不便なんだけどね、六甲アイランド。

話戻してディオールですが。
そういった服飾史関連の展覧会後半の主役とも言えるのが
ディオールのドレスなんです。
たしかオートクチュールしかなかったファッション業界に
プレタポルテ(既製服)を持ち込んだのもディオールだった気がします。

最近のデザイナーもので美術館に収蔵されているような衣装は
ぶっとびすぎていて「着たい」と思わないんです。
かといってアントワネットやらの時代のドレスなんかも別の意味で「着られない」。
ところがこの初期ディオールに関して言えば「着たい」の範疇に入るのです。
もちろん全部が全部ではありませんけれどね。

目で見る楽しさならバッスルドレスとかが好きですが、
あの前後の時代のコルセットに耐えられるとは思えない。
理想のウェスト45cmってありえなさすぎる!
それで肋骨折ったり、変形したりと怖いこともおこってたんですが。
あ、日本に入ってきた鹿鳴館時代のドレスはわりと日本人にもやさしい。
やっぱりコルセットもあったらしいですが。
でもコルセットもすごいLサイズ向けの現物もおがんだことあるしなあ。

で、そんな服飾史とお姫様ドレスへの憧れの系譜は
人形趣味とニコタの猫娘で発散させているというわけです。
本人は着物がいいです。色々やさしい……。




月別アーカイブ

2024

2023

2022

2021

2020

2019

2017

2016

2012

2011


Copyright © 2024 SMILE-LAB Co., Ltd. All Rights Reserved.