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韓国軍:初の女性海上指揮官が誕生


 韓国海軍に初の女性海上指揮官が誕生した。ホン・ユジン大尉(35)=士官候補生97期=と、アン・ヒョジュ大尉(32)=海軍士官学校57期=だ。2人は12日に高速艇の艇長に任命され、それぞれ海軍鎮海基地司令部所属・712編隊の「チャムスリ(オオワシ)287号」と711編隊の「チャムスリ286号」を指揮することになった。乗組員20人余りを統括し、鎮海港近海の警備に当たる。

 チャムスリ級高速艇は、1999年の第1延坪海戦と2002年の第2延坪海戦当時、北方限界線(NLL)を守るため北朝鮮の警備艇と激しい戦闘を繰り広げた170トン級の戦闘艦だ。チャムスリ級高速艇の艇長は海上指揮官が最初に就くポストで、領官級(佐官に相当)の海上指揮官に昇進するための第一歩となる。

 海軍関係者は16日「これまでにも何度か女性軍人を高速艇艇長に任命しようとしたことはあったが、服務環境や制度が整わず、情緒的にも難しい面があった。だが、今年から艦艇での女性の職位を高速艇艇長にまで拡大することになり、今回の人事に至った」と説明した。

 アン大尉は99年、海軍士官学校が初めて女子学生を受け入れた年に入学した。03年に同校出身で初の女性将校に任官され、このほど海上指揮官に就任した。これまで駆逐艦通信官、軍需支援艦の戦闘情報官を経て、海軍作戦司令部・指揮統制室の状況将校などを務めた。アン大尉は「初の女性海上指揮官という言葉にプレッシャーを感じるが、後輩の女性軍人に道を開くという意味でもさらに努力していきたい」と意欲を語った。一方、ホン大尉は02年に海軍士官候補生97期に任官した後、軍需支援艦の行政官や上陸支援艦の甲板士官、艦隊行政課長、海軍士官学校生の訓練官などを務めた。

 アン大尉、ホン大尉はともに軍人と結婚している。アン大尉の夫チョン・ワンヒ大尉(32)=海軍士官学校57期=は、平沢第2艦隊の高速艇艇長として勤務している。海軍では初めて夫婦で高速艇艇長を務めることになったが、勤務地が慶尚南道鎮海と京畿道平沢とそれぞれ離れているため、当面は休暇のときしか会えなくなりそうだ。一方、ホン大尉は鎮海教育司令部に所属する夫チョン・ミンジェ少領(少佐に相当、37)=海軍士官学校52期=との間に3歳の娘がいる。このたび艇長に任命されたため、娘を江原道東海市の実家に預けたという。ホン大尉は「愛する家族と離れ離れになるのはつらいが、初の女性海上指揮官という使命感を持って、任務にベストを尽くしたい」と意欲を語った。


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120117-00001338-chosun-kr

 

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