神の棘 須賀しのぶ
- カテゴリ:小説/詩
- 2012/01/21 01:17:33
ナチスの時代のドイツ
内部から描いた物語
SS SD SA などという単語が出てくる
ドールのサークルでもよく使う言葉に似てる
スーパードルフィーではなく
ナチス 突撃隊 親衛隊 諜報部 の略
主人公の所属するのは SD 情報部
武力で土地を奪うことが 悪ではなかったのはいつの時代までかな
現代も続いているような気がする
イスラエル パレスチナ あの辺は いまでも続いてる
中国 韓国 と 日本 小さな島を争ってる
まあ今では 局地的な部分にとどまるけど
世界中で 当たり前のようにおこなわれていたのは
20世紀半ばまでかな
第一次世界大戦で ドイツは破れ
戦勝国は 莫大な賠償金をドイツに負わせた
ドイツの新政府は 無条件にと受け入れて
ドイツ国民は 貧困と膨大なインフレに苦しまされた
そこにナチスが生まれた
ナチスが 排除しようとしていたのは
ユダヤだけでなく 教会 共産主義 社会的弱者の全て
ユダヤは 有名だから 誰でも知ってるけど
ユダヤ教だけでなく カトリック プロテスタント など全て
それから 病人も 難病とか 精神疾患 障害者
彼らの価値観における
健全でないものすべてを排除しようとしていた
こういうところは知らなかったなあ。
主人公の兄は 弟とは まったく違う方向にすすんでいた
それは 修道士
ナチスが排除しようとしている対象者
その兄が事故で亡くなったネタを利用して
カトリックを攻撃する糸口をさぐっていく
その 実の兄をも追及していく姿勢を買われて出世していくけど
落とし穴が待ち構えていた
ナチスの時代は ずいぶん昔のことになりましたからね
現代では ベルリンの壁の崩壊 東西ドイツの統一など 大きな変化もいろいろあるし
会社にはドイツの人がたくさんいるんですか
本のほうは上下巻で 上巻を読み終わったところ
落とし穴に落ちようとしているところで 続く・・・
おもしろそうだね。
ドイツ人ってきっちりしているように思われるけど、日本人のほうがきっちりしてるよ?
融通はきかない人種かも
60kmも離れていても そんなに影響があるんですね
温泉 地熱発電 プラスの部分もいっぱいあるけど
まだまだ 脅威を感じる大自然ですね
60km 離れたわたしの家の窓も風圧の衝撃あります
夜に爆発したときは近くにいたら 溶岩が流れるのはきれいですけどね^^;
ナチスの話は 重いところはあるけど
ミステリーとかサスペンス寄りのお話になってるから面白く読めそうです。