約束×誓い=鎖 【サークル短編】
- カテゴリ:自作小説
- 2012/01/22 13:29:54
約束。
きっと戻ると。
でも私は。
守れなかった。
騎士を名乗る資格も無い私に。
ライト【光】という名など。
私にピッタリなのは。
ジューダス【裏切り者】だ。
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「…此処ももう終わりか…。」
窓辺に座って主は、迫り来る地に這う黒雲のような軍隊を見て自虐(わら)った。
「シーファ様。ご命令を。」
ただ私はそんな主に付き添うだけ。
犬だから。
「…無いさ。どうせ死ぬんだからな。」
…どうせ。
それでは私も共に死ぬしか無い。
「それでは私も主と共に。」
すると主はくるりと振り返り、
「いいや。お前は生き残れ。」
と微笑った。
「…ですが私は、私の生きがいは主に尽くす事です。」
紅い首輪の鎖がじゃらりと鳴いた。
此処を出たら私に行き場など無い。
「お前は可愛いんだから。外でも十分やって行ける。
私のような主など捨ててお前も逃げるといい。」
主は私に歩み寄ると、くしゃくしゃと頭を撫でてくれた。
かしゃ、私の手錠に触れ、私を抱き寄せると。
そっと口付けをしてくれた。
それは唇が触れるか触れないか、そんなものだったが。
「そうだ。あれを持ってきてくれないか?
私とお前の誓い…あの丘に立てた、十字架を。」
私を離し、主は思いついたように優しく微笑った。
…あの丘。十字架。誓い。
この戦場から、真逆の場所にある。
荒れ果てた、何も無い丘。
「最後の命令…ですか?」
私も笑った。
__________
「…変わらない、」
丘の天辺に突き立った、小さな黒い十字架を抜き取る。
早く戻らなければ。
あの日、私と主の立てた誓い。
私を認めてくれたたった一人の人間。
…私は主を愛しているのだろうか?
__どうして、こんなよくある展開で、私はこんなにも簡単に主に騙されてしまったのだろうか。
「………シーファ…様…?」
__どうせ一緒に死ぬのだからと。
そこに主は居なかった。
正しくは、主だった者が倒れていた。
__すぐそこまで敵は迫っていたのに。
からん、と十字架が手から滑り落ちた。
__普通、主を守ろうと騎士は命を賭けるんじゃないのか。
私は膝から崩れ落ちた。
がしゃ、と鎖が鳴った。
__でも、主の命令を私は守っただけで。
「……ぁ…、」
__守った、だけ…で、
「…あ…あぁ……ぅあ…ああああああ。」
__そんなの。屁理屈。
「ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
_________
だからこの鎖は、私を縛る戒め。
下らなくてもいい。
だから。
本当の自分は鎖で縛って。
ジューダス【裏切り者】。
私の名前にしよう。
______________
こんなお話。
ジューダス大好きだ。
そうだ、研究所の子だったねw
じゃ、レウを探しにここに来た設定でいいかね??
どんとこい(((((((((ty
敢えてどっちも好みだと言おう。
でも逃げてきたばっかりだから状況的には後者かなー。
ほら、前から知ってたんじゃ研究所の人間=敵みたいな?w
あのね、質問なんだけど
溺愛している獣使いか
感情を表に出さず段々好きになっていく。
どっちがいいー??
遠慮せずに惚れていいんだよ。(
怒らないっしょwwwww
楽しみー^q^
うぬぬ・・・
頑張るぜ!!!!!
姉さんに怒られないようなキャラ作らねば・・・!!!
あ、無理か。←
ホントはいい子なんだけどね^q^
無論!(
いやああ有難う御座いますw
なんか照れますねwwww(
ありがとうw
…無視するよ?w(
是非はいってくだせぇry
何か、引き込まれるものがあります!
僕好みの小説です^^
凄っぇ、凄っぇwwww
やっぱり《様》付けするのが正しいようですね、糾様(`・ω・´)キリッ