韓国軍:海兵隊の特殊な用語を廃止へ
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- 2012/01/25 20:48:34
「巡検」「チェスト」など海兵隊だけで使用していた用語が姿を消す。
海兵隊は24日、独自に使っていた独特な用語を、陸海空軍の一般部隊で使っているのと同じ用語に変更せよ、という国防部(省に相当)特別検閲団からの勧告を受け入れると発表した。これに伴い「巡検」は夜間点呼に、「主計」は食堂に、「チェスト」は官物台(衣装ケース)に、「隔室」は生活館(内務班とも。兵士の生活の場)に、「朝別課業」は日朝点呼にそれぞれ変わる。
国防部特別検閲団は昨年11月、巡検など海兵隊だけで使っている一部の用語が、いじめなど兵営内での悪習に影響しているとして、これを一般用語に切り替えることを勧告した。巡検という用語は、植民地時代に巡査が行った点検に由来するといわれている。
一部の予備役海兵隊員は「巡検は60年以上にわたって海兵隊で使用してきた伝統あるもので、巡検の廃止は海兵隊の強靱(きょうじん)な伝統を弱める」と懸念している。海兵隊の関係者は「用語を変えるだけで、巡検自体がなくなるというわけではない。既に現役兵の間では、一般用語を使用している」と語った。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120125-00000828-chosun-kr