☆京の茶漬け
- カテゴリ:お笑い
- 2012/01/29 00:04:59
社交辞令というのは結構ありますが、真に受けて失敗する話も多いそうです。ところで、最近では少なくなったそうですが、京都ではお客さんが帰ろうとして、履き物をはいてしまってから、「お茶漬でも一膳食べておいんなはれ」という習慣があったそうです。これも社交辞令で、お客さんもそれを断るのが礼儀だそうです。
そして、この落語はそれらを逆手に取った笑い話です。
【スジ】
ある大阪の商人が一度あの「京の茶漬」を食べてやろうと、わざわざ昼時になるように京都の知人のところを訪ねていく。
しかし、知人は留守であった。でも、すぐに戻ると言う事なので一服させて貰うことになったのであるが、知人はなかなか戻ってこない。
また、このおかみさんはケチで昼飯を出そうとしないので、とうとうしびれを切らし、「また来ますと」言って帰りかける。すると、お決まりの文句がある。
「なんもお構いなしで・・・・・、まあせっかくですよってお茶漬でも一膳どうどす」
待ってましたとばかりに、「ほなら、よばれますわぁ」
おかみさんも渋々お茶碗に半分ぐらいご飯を入れたお茶漬を出して抵抗する。さらに、お替りしようとしても、おかみさんは知らん顔をして抵抗する。
「このお茶碗なんぼで買いなはったんや」とお茶碗の中を見せる。
すると、おかみさん空のおひつを見せて「このおひつと一緒にこうたんどす」
※お茶のことを京都では「ブブ」と言うことがあるので、この落語も「京のブブ漬け」になることがあります。
『はよ帰れ、ボケが!!』の意味なのになぁ。。。
きっと後で塩まかれましたな^^
それの落語は、初めてです。
この言葉は聞いたことがあります、この土地ならではなんですよね
どの位威力があるかはこの土地に行って見ないとわからないけど、
言われちゃった無神経な女じゃあ大変ねww